第1回スパトレイル（四万to草津）≪レースレポVOL.1≫

平成26年6月15日に開催された第1回スパトレイル（四万to草津）に参加してきました。
群馬県中之条町の四万温泉をスタートして、野反湖、チャツボミゴケ公園、大平湿原をへて草津温泉までの全長81.4kmを制限時間15時間内で走らなけれならないトレイルランニングレースです。

大会プロデュースは、プロトレイルランナー鏑木毅選手とスカイランナー松本大選手。
コースには上信越高原国立公園を含み、さらに山深い地域が含まれ昔道ですでに廃道化していたような道を今回の大会のために相当切り開いて作られたコースをないでいます。最高標高は1,650m、累積標高差は4,905mと公表されていますが、私のガーミンのログでは距離が80.68kmで累積標高差は3,050mと累積標高差は大分誤差が生じています。

スタートは午前5時。
前泊した旅館はスタート会場から徒歩2～3分と近かったので、ぎりぎりまで旅館にいることが出来ました。
ヤマビル対策として高濃度塩水を用意してくれたので、足元にしっかりスプレーしておきました。
天気は上々。ちょっと暑すぎるくらいです。これならヒルは大丈夫かと思いますが、ヒル未経験なので念のため。

今日の装備は、ノースリーブシャツ、ランパン、アームカバー、レッグカバー、バイザー。
シューズは、ロングレース用に購入したばかりで、今回が実戦初投入のホカ　スティンソンです。
ついに厚底に手を付けてしまいました。
そのうちにホカの使用レポも書きたいと思います。
バックはサロモン　スキンプロ10+3とウェストポーチ。ボトル2本に水とムサシ　リプレニッシュ。途中にシトリックアミノ　アルティメイトEVOとグリコクエン酸＆アミノ酸と追加の度に変更。
ジェルは、パワージェル　グリーンアップル×7。5個分くらい消費。
顆粒のアミノ酸はアミノバイタルゴールド他適当にもっていたが、4個くらい消費。
おやつはクリフバー×1、スニッカーズ×2。全くの未使用。いつもおやつはいらないと思いながら念のため持ってく。
今回は必携品だったけどね。
ちなみに、ほかの必携品(前日のチェック品)は、コースマップ、携帯電話、熊鈴、個人用カップ、1L以上の水、ライト2個、携帯トイレ、ファーストエイドキッド、保険証。

スタートの並び位置は、大体の順位予想から相当のところに並ぶようにしています。
今回は、真ん中からちょっと前くらい。

スタートゲートはちょっと狭め。
スタートしてから少しだけロードを走りますがそこも狭め。
したがっていきなり縦長になります。
その後、すぐにすぐに林道に入りますので立ち止まるような渋滞はありません。
林道も狭いが適度なスピードで走れます。
この林道もおそらく草ぼうぼうだった感じ。すっかり走れるように刈られています。

第1エイドまで登りが続きますが、程よい斜度なのでほとんど走れます。
ここはあんまり頑張りすぎず、でも、そこそこのペースで走らないといけません。
すでに、いい感じにばらけているので、マイペースで行けます。

第1エイド11.3km地点。第1のピークまでの上ってきました。
標高は1350m。700mの上昇です。
タイムは1時間30分。
エイドには、水、アクエリアス、コーラ、バナナ、オレンジがあります。
そのほかに各エイドにはご当地の食べ物が用意されています。
第1エイドは地元のパン屋さんのアンパン。
ラップに包んであったので1個もらってバックのポケットに入れておきます。
3分ほどでリスタート。

ここからは一気に7Kmほど下る。
やはり林道なので思いっきり走れます。
でもまだ序盤。あんまり勢いに乗って脚を使ってしまうと最後までもたなくなるので、ここもそこそこ抑え気味に。

下りきってからもやや上りもあるものの、相変わらず走れます。
全く走りやすいトレイルです。
走力がそのままタイムや順位となります。
トレイルランニングといっても、耐久的な険しいコースや山岳登山的に激坂を延々と登るようなコースなどいろいろありますが、このコースはとにかく走れます。そのかわり休ませてはくれません。
個人的にはこういうの好みです。
豊かな自然の中のトレイルで、頭をからっぽにして、純粋に走ることを楽しむことが出来る。
ナチュラルランというか、自分が気持ちいいと感じるスピードで、まさに野山を駆け抜ける感じ。
何時までもこんな時間を過ごしていたい気分になります。

途中、笹原のトレイルがあったが、ここもきれいに刈られた跡がある。
元は笹が生い茂った細い道だった様子が伺える。ほんとに事前の準備に感謝の気持ちでいっぱいになる。

そんな思いでいると、街が見えてきました。

ちなみに、写真がかすんでいるのはレンズが汚れているせい。
バックのポケットにいっしょに入れた先ほど頂いたアンパンが見事に粉砕され、ポケットはパンとあんこでたいへんなことに。おかげでカメラもあんこだらけ。
大きなのは食べたが細かいのはそのままで走ってました。

第2エイド到着。29.4km地点。タイムは3時間38分(区間2時間8分)。
ここでは、丸いかりんとうを頂きました。

ここからさらに2kmほどダム湖の橋まで下る。
そこからはいよいよコース最難関と思われる野反湖までの上りが始まる。

序盤のプロローグが終わった感じ。
ただ、走って楽しいランニング大会では済まされない、辛い上りが待っています。

（VOL.2に続く)

最後までご覧いただいて有難うございます。
↓こちらからランニングを楽しむ沢山の仲間のブログがご覧になれます。
↓ご訪問のついでに是非のぞいてみてください。
↓ブログランキングに参加しています。是非ココをポチッとお願いします。

にほんブログ村

にほんブログ村

コメント 2

こんにちは＾＾
テリーさんからの紹介で訪問しました。
登山が趣味なのですが。
いつも走っている人を見かけて「凄い」の
一言です。
これからどんなトレをしているのか。興味しんしんです。
見させてください。
by ひろたん (2014-06-22 09:35) 

＞ひろたんさん
訪問＆nice有難うございます。
個人的には、山では自然を大切にして、マナーよく行動するよう心掛けていますが、昨今トレイルランナーが一般の登山の人に迷惑を掛けたり、自然を破壊していることなどが問題視されていることから、心苦しい限りです。
このブログでトレイルランナーも自然を愛していることを知っていただけると嬉しいです。
でも、たいしたトレしてませんけどね。(笑)
by harley (2014-06-22 22:05)