SSブログ

幻の奥多摩巨岩渓谷トレイルレースのコース走ってきました [トレイルランニング(山遊び)]

4月18日に開催される予定であった第1回奥多摩巨岩渓谷トレイルレースは、季節はずれの大雪の影響で、残念ながら30kの部は中止となってしまいました。

楽しみにしていたコースなので、今日は単独でレースコースを走ってみました。

朝起きてから、ネットで時刻表をチェックすると、奥多摩駅からのバスの乗り継ぎが悪く、結局、7時に自宅を出発。奥多摩駅に8時半に到着。いや~結構な人です。バスは2台用意されていました。すぐにバスに乗り替えて、終点の東日原までは、15分ほどで到着。身支度を整えて、ストレッチををしてから9時18分スタート。

レースでは、スタート・ゴールは日原鍾乳洞の駐車場のようでしたが、今日はその手前の登り口から走り始めます。登山口がちょっとわかりにくかったけれど、道標をやっと見つけて上り始めます。

最初は、壁のような山の杉林のつづら折れを上ります。いきなり結構ハードです。もう勘弁して~と思う頃、杉林と広葉樹林の境の道。走れそうで、走れない微妙な坂道。

DVC00119.JPG

杉林がなくなるころになったらやっと走れます。

約5km地点の一杯水非難小屋まで1時間12分。

DVC00121.JPG

ここを右方向、蕎麦粒山に向かいます。ここからは稜線を気持ちよく走れます。

DVC00120.JPG

DVC00143.JPG

約7.6km地点の仙元峠を下ると、分岐があります。本当は、左の登りを上がらなければならなかったのに、レースディレクターの奥宮さん直筆のコース図をよく確認しなかったため、右のまき道に入ってしまった。結局、このあとの道のりは、レースコースとは逆回りとなってしまいました。

このまき道は本来復路のはずの道、私の地図には載っていませんが、踊平まで続き、狭いながらもほぼ平坦で、ほとんど走れます。

開けたところに出ると、そこら辺が踊平(本当はもうちょっとしたか?)。ここからは、去年5月に開催された名栗U字連山スーパートレイルランで、雨の中、全員が四つん這いになって、ズルズルの急斜面を登ったところ。日向沢の峰に上って蕎麦粒山に戻らずに、このまま、川乗山や棒ノ峰山、高水山に抜けるルートもありかなと思う。まぁ、今日はレースコースをなるべく忠実に走っておこう。

今日は、晴れているが、きつい上りには変わりが無い。上りきると折り返しの約12km地点の日向沢の峰に到着。時間は、2時間30分。この先を右に行くと名栗に抜ける有馬山。左が蕎麦粒山。

DVC00142.JPG

本来の往路である稜線を蕎麦粒山に向かいます。まき道と違って、上り下りがあるが、開けた稜線なので、気持ちよく走れる。

DVC00139.JPG  DVC00140.JPG

そして、約14km地点の蕎麦粒山到着。時間は3時間。お腹も空いてきたので、ここで、小休止。といっても持って来ているのは、パーフェクトプラスのチーズケーキとチョコケーキ。固形の食べ物は、ほとんどいつもこれを食べます。一口大の大きさで、程よいしっとり感で食べやすさはなかなか良いと思いますよ。

DVC00138.JPG

ここを下ると、往路で間違えたまき道の分岐に戻ります。間違えた逆周りのほうが、きつかったと思います。レースコースの方が正解ですね。ここからは、正しいレースコースとなります。

約17キロ地点の一杯水非難小屋まで戻ってきて、時間は、3時間30分。ここからは、酉谷山方面に向かいます。ここからは、道幅はいっそう細くなって、ちょっと道も荒れた箇所がある。この辺は、雪が積もっていたら危険な箇所が多い。

DVC00137.JPG

(突然人が来たので慌ててブレちゃった。)

この先のハナド岩というところからの景色は、絶景。思わず大声を出したくなる。写真では分からないかな?

DVC00124.JPG

DVC00123.JPG

この先、どこかの尾根道を左に下る道があるはずだが、私の地図にはそれらしい道が無く、ちょっと不安に・・・。奥宮地図ではすぐに曲がるように見えるけど?この辺は、上りが多く、歩きが多くなってきてしまった。

七跳山というところで、やっと下れる道を発見。約20km地点。時間は4時間20分。レースコースかどうか分からなかったが、とにかくもう下りたい。ここからの下りは、最初の上りの時と同じで、急なつづら折れを下るので、下りといってもサクサクと走れない。ちょっと欲求不満。

林道に出たところで約23km。時間は4時間40分。地図を見ずに方角から判断して、林道を走利はじめると下るはずが上りばかり。おかしいなと思って地図を見ると逆走してました。約20分もロス。降り口に道標お願いします。

あとは、日原鍾乳洞まではひたすら林道を下ります。この林道、甘く見ていたが、結構距離ありました。鍾乳洞まで約7km。林道ランはあまり好きではないが、新緑に囲まれた渓流沿いの下りの林道なので、走っているうちに景色を楽しむようになった。

ここからが、巨岩渓谷という名前の由来となる巨岩がたくさん出てきます。

DVC00126.JPG

DVC00136.JPG  DVC00134.JPG

DVC00132.JPG  DVC00131.JPG

DVC00130.JPG

32km地点の日原鍾乳洞まで5時間50分(ロス含む)。ここが本来のスタート・ゴール。

鍾乳洞に入って涼んで行こうかとも思ったが、改めて、姫たちを連れてきてあげるために、一人で行くのは止めときます。

DVC00129.JPG

バスの時間まで、たっぷりあるので、ゆっくり東日原バス停まで走ります。トータル約34km。5時間くらいかと予想していたが、写真やらロスなどで、結局6時間を要してしまいました。

奥多摩駅に戻ってから、、歩いていける日帰り温泉、もえぎの湯によって、塩を噴いた体をさっぱりさせてから帰ります。混んでいて、入館するのに順番待ちでした。

DVC00128.JPG

 

このコースの印象としては、この稜線は、ハイカーもベテランが多いいようで、ひっそりとした感じの山道。ゆっくりと山行を楽しむのによいトレイルであるような気がした。道幅の狭い箇所も多く、レースとしてバタバタと走るより、ゆったりと景色を楽しみながらトレイルを楽しむのに良い道だと思いました。今度走るときには、往復ではなく、ワンウェイでどこかに出る道として使おうかな。

久しぶりに丸一日、時間を気にせずとレイルを楽しめて、とてもリフレッシュすることが出来ました。

心地よい疲れが残っていますが、明日ものんびり出来るので、溜まったジロ・デ・イタリアのビデオでも見ようかな。

※注 距離表示は、ガーミンの記録によりますので、実際とは誤差があります。

 

 

↓ブログランキングに参加しています。心に何か残った方は、ココをクリックお願いします。 にほんブログ村 その他スポーツブログ (ジョギング)・マラソンへ
にほんブログ村
nice!(4)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 4

コメント 4

JUN

大自然を満喫できるコースですね!
いやー景色もいいじゃないですか!
最大のご褒美ですね。
でもお風呂が順番待ちってのもすごい!

by JUN (2010-05-23 10:43) 

ドングリ

奥多摩は大自然です。
コースを覚えるのも大変そうですね。
by ドングリ (2010-05-23 20:13) 

Mr45

長時間&タフなコース、お疲れさまでした。
私には(@_@)に感じてしまいます。
by Mr45 (2010-05-23 23:46) 

harley

nice&コメント有難うございます。

JUNさん
そうなんですよ。私も入館待ちなんて初めてでした。
ハイカーには人気の割りに小さいんですよね。

ドングリさん
知っている山でも地図は必需品ですね。

Mr45さん
トレイルは自然と長時間にはなりますが、
歩いたり休んだりでLSDみたいなもの。
スタミナ対策には効果大だと思いますよ。
Mr45さんなら、楽勝ですよ。
by harley (2010-05-24 21:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。