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信越五岳トレイルラン2014≪レースレポVOL.1≫ [ 信越五岳トレイルレース]

平成26年9月14-15日に開催された信越五岳トレイルランニングレース2014に参加してきました。

信越五岳とは妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山のことで、この山々の裾野に広がる高原をぐるっと110kmの距離を制限時間22時間で走るトレイルランニングの大会です。
途中には8カ所のエイドと2カ所の給水所があり、エイドでは、水、コーラ、クエン酸ドリンク、パワーバー、バナナ、梅干し、塩飴、ポテトスナック、場所によっては、冷やしトマト、笹寿司、ごはん玉、そば、じゃがいもなども置いてあります。

途中の66km地点のエイドにはドロップバックに着替えや、補給食、ライト類を入れて預けておけます。
また、この大会の特徴であるペーサー制度。この地点から自分のペーサーのサポートを受けながら残り43kmを一緒に走ることが出来ます。

前日受付のため、土曜日の朝から準備を始めて午前中には出発するが、高速に乗った途端に事故渋滞。三連休の初日ということもあってすっかり到着が遅くなってしまった。
受付終了時刻の午後4時30分ギリギリに到着。競技説明会にもぎりぎり間に合った。

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東京も涼しくなってきていたけど、こちらはもうすっかり秋の気候。
上着が無いと寒いです。
うっかり短パンしかはいてこなかったので、しかたなくサポートタイツでごまかす。

午後5時半からは夕食を兼ねたウェルカムパーティー。
ご飯やパスタ類が中心で、量もたっぷり。ビールも飲み放題だが、さすがにたくさん飲む人はいないようです。

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地元の人を除いて前後泊が条件です。
初日にはスタート地点の斑尾高原、ゴール後は妙高エリア。
参加費も25,000円と高額ながら、宿泊代も相部屋でもそれぞれ9,000円(食事なし)、6,000円(朝食付き)という料金設定で、普段は車中泊で節約している俺にとっては相当な出費。
初日のペンションでは、狭い部屋にエキストラベットを入れられ、スペース全くなく、テレビもない部屋に男3人。
これは、夏の美ヶ原のペンションと同じ状態。もう、前泊ペンションが嫌いになりそうです。
こうれじゃ、早く寝るしかありません。
ゴール行きの荷物、ドロップバック、レースの支度を済ませて9時過ぎに就寝。

3時起床。
テーピングなどの準備を済ませて4時過ぎに会場入り。
おにぎり、パン、温かいスープ、ジュースなどを頂く。

朝は寒く、みんなジャケットやシェルなどを着込んでいるが、スタートすればすぐに脱ぐことになるので着ないで我慢。

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今日のウェアは、ノースリーブシャツ、ショートパンツ、UVアームカバー、襟カバー付キャップ、C3fitカーフゲイター、R×Lの五本指ソックス。
サックはサロモンスキンプロ10+3。シューズはホカスティンソン。
700Lボトル2本に水とシトリックアミノウォーター。
パワージェル×7、ベスパハイパー×1、ムサシニー×1、アミノ系顆粒いろいろ×5、ロキソニン×1。
おやつは塩羊羹×2、ドライマンゴー×1、クリフバー×1、しっとりケーキバー×1。
マンゴー以外は同量をドロップバックに。
(結果的には半分消費、涼しかったのでボトルも1本でよかったかな)
その他にはファーストエイド、サバイバルシート、簡易トイレ。
ドロップバックには着替え一式とタオル、ヘッドライト、ハンドライト、予備補給食。
私にとってのドロップバックの三種の神器である汗ふきシート、メガシャキ、サロンパススプレーを持ってくるの忘れてました。(出発の日に準備するからこういうことになる、、、)

今回のタイムスケジュールはざっくり作ってこんな感じ。記録を狙っているわけではないが、あくまでもこれを目安として頑張る。一応関門時刻も。。。。

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外は寒いので、スタートまで建物の中で待機。
午前5時半。
明るくなった斑尾高原スキー場をスタート。

さあ、いよいよ、2年前の雪辱を晴らす時がきた。
関川の暑さにやられ、一時は意識がもうろうとしながら、これ以上のヘロヘロはないっていうくらいグダグダな展開で、最後はほとんど歩きっぱなし。
どうにかこうにか制限時間30分前にゴールできたというあの悔しい思い出。

今回は、あんな無様なレースはしたくない!絶対にしない!
3Aまではとにかく温存し、マイペースをキープして、最後の最後まできっちり走り切る!
やればできる。必ず出来る。
それなりに経験も積んだ。距離も踏んだ。
幸い今回は気温もそれほど高くなく、走るには最高の天候に恵まれた。

スキー場の上りもゆったりと登る。
先は長い、焦らず行こう。
スキー場から外れて下りきると、しばらくクネクネとした平坦なトレイル。

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11km過ぎから緩やかな上りの林道。
道幅もありゆっくりだが自分のペースで走って登れる。

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1A手前では、このコースで最高の景色が楽しめる。

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1A到着(18.5km) 2時間7分(予定2時間10分)

計画通りに走れている。まずは一安心。
飲み物だけ飲んですぐにスタート。

ここから斑尾山への本格的な上りが始まる。
このコースの序盤での一番の頑張りどころ。

もともとは登りが得意ではなかったのに、今年は山トレをあまりしてこなかったので、輪をかけて登りが遅くなってしまっている。
調子が良い頃には、前の人にぴったりついて、スペースを空けたら抜かせてもらうこともあったのだが、今は前の人に離されないように食らいつくのが精一杯な状態。

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でも、まだ序盤なので、まだ元気はあった。
迷惑をかけることもなく、無難にこなす。
1Aから登りはじめて40分で斑尾山山頂到着。約2.3kmで約400m上昇。

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そこからは、一転して一気の下り。
途中ゲレンデにでてからも斜度のきつい下りを直滑降。
前回は勢いに任せて猛スピードで下ってしまったが、今回は自重して脚に負担にならないようゆっくり下る。

2A到着(23.9km) 3時間9分(予定3時間10分) 区間 1時間2分

温存ペースでぴったりはまってます。
顔を洗ってさっぱり。
ここから吸水タオルを頭に巻いた上にキャップというスタイル。汗が垂れてこなくて助かった。
トイレ休憩を入れて5分でリスタート。

ここから4kmほどは気持ちの良いトレイルが続く好きな箇所。
個人的には斑尾というとこの辺りのトレイルを思い浮かべます。

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一旦ロードに出てから、約2.5kmほどの上りで袴岳頂上。
ここさえクリアすれば、あとは3Aまではずっと下り。

しかし、この下りも要注意。
約8Kmの下りが続く。
いい気になって目一杯走ってしまうと関川沿いのランに影響してします。
気持ちよく下るとともに、脚をリフレッシュさせるつもりで、力を抜いて自然の勢いだけで走る。

町に近づくとエイドは近い。

3A到着(38.5km) 5時間15分(予定5時間20分) 区間 2時間6分

OK、OK。計画通りに来てます。
なにより脚の疲れがほとんどない。
前回よりも10分ほど遅いが、疲れ方は全然違うようだ。

かぶり水をしてから、大きな冷やしトマトを丸かじり。
気温も上昇してきているようだし、ここから先の暑さに備えてボトルを満タンにしておく。
途中にはかぶり水や私設エイド、水場もあるけど、ボトルの水はいつでもかぶり水にも使えるようにしておく。

さあ、序盤のウォーミングアップ区間は無事にクリア。
ここまでは何の問題もない。(前回もここまでは問題なし)
問題はここから先、関川沿い。

空は雲が多いのに、ちょうどエイドにいる時にはそこだけ晴れ間が出て暑い。
この先曇ることを願いながら、5分ほどの休憩で3Aをあとにする。

(レースレポVOL.2に続く)

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コメント 1

chimamo

絶景ですね!
自分も走力をつけて出場してみたいです。

前回の記事のコメントになりますが、結果に満足しないのは、まだまだ伸び代がある。ってことではないでしょうか?
なんて、偉そうにスミマセン(^^;;
by chimamo (2014-09-21 10:25) 

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