履いてみましたSALOMON S-LAB FELLCROSS [グッズ・アイテム]
トレランシューズ、SALOMON S-LAB FELLCROSS(サロモン エスラボ フェルクロス)を購入しました。
先日走ったハセツネでは、爪の損傷約2本がありましたが、これといった身体的な損傷もなかったけれど、
履いていたトレランシューズ TNFのダブルトラックが致命的なダメージを負ってしまった。
足の甲の部分が両足とも破けて、黒い靴下がまる見え状態です。
さすがにこれでは、もう使用不能。
確かにこの生地は柔らくて破けには弱いのかもしれない。
約900kmは走ってくれたのでお疲れ様でした。
ということで、新しいシューズを物色していました。
ダブルトラックはあらゆる条件(距離、路面)にも対応できるので気に入っていたのですが、
滑りやすい路面での食いつきが今一つ。
今は万能なシューズよりも、軽くて路面へのグリップ力が強いシューズが欲しくなっていました。
候補に挙がっていたのはinov-8のX-TALON 212とSALOMONのFELLRAISER。
いずれも軽量タイプで、ソールは薄め、高めのラグ(つめ)が配置されて路面をしっかりつかめるタイプ。
サイジングのために会社の帰りに「さかいやスポーツ」さんに寄って、どちらも履いてみました。
一番気になっていたイノヴェイトは私の足にはちょっと細いようで残念ながらあきらめざるを得ませんでした。
フェルレザーはなかなか良かったのですが、やはり細身な感じでイマイチあってない気がした。
店員さんがいろいろアドバイスしてくれながら、奥の方から特売のワンサイズ限定のSALOMON S-LAB FELLCROSS(旧型)を持って来てくれた。
S-LABシリーズはトップ選手向けに軽量化されている代わりに、耐久性、強度的には弱いイメージ。
しかも、値段はとても高いので全く候補にはしてませんでした。
サイズ的には0.5センチ大きかったけれど、履いた瞬間、足全体がぴったりフィットする感じ。
長さも許容範囲のようです。
フェルクロスはフェルレイザーの兄貴分的な存在なので、やはり細身に出来ているはずなのですが、フェルクロスは問題ないような気がしました。
値段も旧モデルのワンサイズ限定ということでS-Labながら定価18,900円のところ11,340円と格安。
候補と考えていイノヴェイトやフェルレザーよりも安いではないか!
この出会いは偶然ではない。この機会を逃すともう二度と出会うことはないだろう。
ということで、サイジングだけのつもりだったが即座に購入決定。
カラーはS-LABらしい赤と黒のカラーリング。グラデーションがかっこいい。
シューレースはサロモン特有の細いコード状で絞るタイプ。
以前は切れると替えられない構造だったが、今ではコードだけ売っているらしい。
全体的に隙間の無い構造。
甲の部分は全面メッシュでカバーされているので、小石の浸入を防いでくれる。
多少の水溜りや泥沼でも水の侵入は防いでくれそうな構造です。
サイドは上の方までしっかりカバーしてます。
全体のファブリックは目が細かく、砂や小石の浸入しないようになってます。多少の水も大丈夫かな。
ただ水はけという点ではちょっと心配。
ソールはスパイクのように小さな高めのラグが配置されていて、いかにも路面に食いつく感じ。
急こう配でもグイグイ登れそうです。(出来る脚があればの話)
ソールの形状から泥ハケもよさそうです。
爪がものすごく高いです。そしてサイドがすごくすっきりしてる。
ただ、触ると少しフニャっと柔らかい感じ。この固さで大丈夫なのかな?
軽量化されている割には、踵部分もしっかりした厚みがあり、高さも十分ありホールド感は高いです。
タンの部分も厚みがしっかりしていて足の甲への辺りもソフトな感じですごく良い。
トウやサイドは樹脂でカバーされている。硬さもそれなりにあり、しっかりしてそうだが、尖った岩にヒットさせると裂けるような気がする。気をつけないと。
つま先の方にまでラグがある。
よ~く見ても隙間がすくない。
サロモンシューズはソール部分が幅広で、特にかかと部分はハの字状に広がっているシューズが多いが、これはストレートというか、そのままの広さです。
予定していたイノヴェイトよりかかと部分のソールはずいぶんと厚みがあります。
土踏まず部分は若干浮いている。私は平らなものよりこの形状の方が好きです。
つま先は拇指球辺りから若干反っています。
ソールは非常に硬く頑丈。手で反らせてもほとんど動かない。
同じように手でねじってみても、ほとんど動かない。
この固さは今まで使ったシューズの中では最強かも。
硬さもソールの厚み全体で固いというより、薄い一枚の板が硬いという感じです。
早速、神流トレイルラン&ウォークのミドルコースを試走するのに履いてみました。
初めは、家から電車で行くのにこのシューズを履いていきましたが、接地面が尖ったラグ部分だけと接地面積が少ないために、ツルツルのコンクリートやタイルみたいな場所だとさすがに滑る感じがしました。
もちろん普通のコンクリートであれば、多少のぐにゃぐにゃ感はあるものの問題なく歩けます。
個人的にはこのシューズではなるべくロードは走りたくないですね。
トレイル専用ですからそれも仕方のないこと。
多少削れて、一皮むけるとまた違った感じになるかもしれません。
しかし、ひとたびトレイルに足を踏み入れると、このシューズの本領発揮!!
あまり固くないようなフカフカの土のトレイルの急な上りでも、路面をしっかりつかんでくれるため、ズルッとなることはまずないです。
滑りやすそうな路面、傾斜地でもスピードを落とすことなく、そのまま走り抜けられます。
路面への喰い付きという点では今まで履いたシューズのなかでは最高です。
下りでも滑ることはほとんどなかったです。
逆にいつも多少の滑りを感じながら下っていた感覚が、一歩一歩が地面に引っ掛かるような感じがするほどグリップするので、逆にブレーキがかかるような感覚がするほどです。
これは悪い意味ではなく、確実に路面をしっかりつかんでいる証拠。
自転車でたとえればロードタイヤでオフロードを走っていたのをMTBタイヤに履き替えて走った感じです。
慣れれば問題ないでしょう。
今回はなかったけれど、どろどろの路面、粘土質のツルツルの路面、小さな砂利が浮いている路面などでも威力を発揮することでしょう。
脚のホールド感もすごく良くて、足全体がしっかり包まれている感じです。
今回は距離が短かったので、足との相性はまだはっきりわからないけれど、ここいくつかのシューズ用よりかは良いと思います。
ひとつ注意が必要なのは、やはり硬くてツルツルの路面には若干弱いこと。
トレイルの中でツルツルがあるとすると、大きな木の根、平らな大きな岩といった所、そしてそれらが濡れていたりするとなおさらにでしょうか。
もちろん注意すれば問題ないと思います。
このシューズの特性をつかんで、楽しくトレイルを走りたいと思います。
次はもちろん来週の神流M&R。
装備も揃ったし、あと問題なのはオレの脚と心臓だな。
こればっかりは買い替えるわけにいかないし。
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ハーレーさん、イイシューズに、出会えたみたいですね^ ^
これから更に進化したハーレーさんの走りを楽しみにしてます
ちなみに自分は先週、S-LAB Sence2を購入して丹沢を走りましたが、こちらの靴もかなりの完成度だと思います。
自分は結構気に入ってます^ ^
by 松原浩孝 (2013-11-05 08:57)
やっぱりサロモンでしたねー
サロモン、シューズの仕上がりがキレイですよね。
私のモントレイル、速攻でボロボロです。。
神流楽しみにしてます。足首の調子どうですか?
by sally (2013-11-05 11:58)
>松原さん
おー!サロモンの最高傑作にして最高級品ですね。
いいなー!!でも手がでません。
by harley (2013-11-06 00:32)
>sallyさん
いやー、いきなりずばり当てられてびっくりしました。
初トレランシューズがサロモン。原点回帰です。
薬飲んで治まってます。ただ皮膚がそこだけガサガサです。
クリーム塗っていいのかな?
by harley (2013-11-06 00:35)
最後の写真はセルフでシャッターなん?
でもこのシューズのソールパターンいいですね!
これ履いて腰を踏んでもらいたい〜
by JUN (2013-11-06 06:26)
>JUNさん
カメラを口でくわえて、舌でシャッター押しました。
腰もいいですが、シャンプーにも使えます。
by harley (2013-11-06 23:00)