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第2回四尾連稜線トレイルラン≪レースレポVOL.2≫ [ 四尾連稜線トレイルラン]

レースレポVOL.1からのの続き≫

第3エイドの八坂峠でボトルに水を補充。

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ここからは約1kmほどロードを下る。

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すぐにトレイルに走ると急な下りとなる。
向かいにはきりたった山の斜面。眼下には相当下の方までの谷が広がって見える。
容易に一気に下りの斜面とわかる。
急な斜面だけれど慎重に下るというよりも、九十九折れをガンガン走って下れる。
岩場もほとんどなく、比較的に足元もフラットなので走りやすい。
直線的に一気に下るよりも、右に左に身体をひねりながら走って下るのはリズムカルでとても楽しい。
標高差約500mを約2kmで一気に駆け降りた。

下りきった橋の手前に第4エイド。19.7km地点、3時間10分。

ここからは芦川沿いのロードを約6.5kmを走る。
通常のトレラン大会でコースの途中でロードを走らされる場合は大概が緩やかな上り基調で、
ついつい歩いてしまう辛い場面が多いのですが、
ここはきれいな川沿いの下り基調のロードなので、どうにか走り続けることが出来る。
しかも、どこかのウルトラマラソンのコースのようで、のどかな谷あいの集落を走っているので、両脇の山や川を眺めながら、心折れることなく淡々と走っていられました。

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途中、山からの天然水がチョロチョロと流れ下りている所で、久々に水かぶり。
ちょっと水量足りないけど。
身体の感覚もなんとなくウルトラマラソンを走っている感じでイーブンペースで走れていました。

すでに前後とも差が広がっており、順位の変動はさほどなく4~5人に抜かれたものの、その分くらいは抜き返したかな。

最後のトレイルの入り口が真正面に見えてきた。
さあ、最後のひと山がやってきた。
これを越えればもうゴールは近い。
レースの終わりを意識し始める。
今回はタイム計画も全くなく、ノープランで走っていたが、なんとなくのイメージでゴールタイムは5時間くらいなのかなと思っていた。
この時点で26Kmまでを3時間50分で来れたので、残り距離からするとゴールタイムは丁度5時間くらいになりそうだ。
がんばって5時間切りを狙おう。

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トレイルの上りに差しかかると、前の選手たちのペースがガクッと落ちた感じ。
みんなロードで足を使ってしまったのか、暑さにやられたのか?
自分としては普通に登っているつもりなのにどんどん前の選手を追い抜いていける。
ロード区間で足を休めたわけでもないが、まだまだ脚は残っているので苦も無く登れる感じ。

そして最後のピーク、桜峠に到着。
向かいには、先ほど走った四尾連稜線が見渡せます。

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この辺りは笹原のようだったが、刈られたのかやけに見渡しが良くなっている。

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ピークから少し下ると最後のエイドとなる第5エイド。29.4km、4時間20分。

ここからは町まで下るのみ。
この下りもそれほど人が使っているようなトレイルではなさそうだが、しっかり整備されていた。
里に近いこういう下りのトレイルは、掘れて石がゴロゴロしていたり、折れた枝が散乱していたりすることが多いが、
そんなことは全くなく、容易に走れるようになっていた。
再び地元の人に感謝します。

町まで下りきると後はゴールまで約3kmのロード。
町のはずれを走ってスタートした場所まで戻ります。
どうやら残り距離からすると5時間は切れそうです。
楽しかった一日を振り返りながら、最後までしっかり走ります。

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そしてゴール。

タイムは4時間46分。総合106位、男子100位、年代別19位。

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紅葉時期だったらと少し残念な気もしますが、とにかく終始走りやすトレイルで、森も景色も素敵なコースでした。
来年からも機会があればぜひ参加したいと思います。

ゴール後には会場から日帰り温泉「みたまの湯」まで送迎バスで送ってもらいさっぱり&アイシング。
この温泉は小高い丘の上にあり、露天風呂からは甲府盆地の街並や八ヶ岳、アルプスの山々を眺めることができて、のんびりできるいい温泉でした。
この大会に出たら、必ず寄って帰ることをお勧めします。
この日は選手には特製タオル付きでしたし。

帰りは再び送迎バスで最寄りの駅となる甲斐上野駅まで送ってもらえます。
珍しく電車での遠征だったので、帰りは高速道路の渋滞なんかを一切気にせず、睡魔と闘いながらの運転もせず、
ゆうゆうと電車で爆睡して帰ってこれました。
おかげで晩御飯も普段通りに家で家族と食べることも出来ました。
たまにはこんな遠征も楽チンでいいですね。

参加された皆さんお疲れ様でした。
大会関係者、ボランティアの皆さん、そして地元の皆さん、有難うございました。
これからもこの大会がどんどんと盛況になって、市川三郷町にもたくさんの観光客が来ることを願っています。

最後までご覧いただいて有難うございます。

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第2回四尾連稜線トレイルラン≪レースレポVOL.1≫ [ 四尾連稜線トレイルラン]

平成26年10月19日山梨県市川三郷町で開催された第2回四尾連稜線トレイルランに参加してきました。
会場となるのは、甲府から身延線で約30分ほど電車に乗った市川本町駅から徒歩10分ほどにある市川三郷町役場です。
車だと中央自動車道甲府南ICから約20分くらい。駐車場はたっぷりあったようです。
町役場の会議室が女性更衣室。隣接する体育館が男性の更衣室として開放されます。(荷物も基本的にはここ)

種目(制限時間)は34km(8時間30分)、16Km(5時間)、8Km(4時間)。
ファミリー、ランニング初心者なら8Km。ハーフ経験者なら16Km。フルマラソン経験者以上なら34kmってところでしょうか。
しかし、この大会を存分に楽しむにはやっぱりメインレースの34kmですね。
エイドはそれぞれ5ヵ所、2ヵ所、1ヵ所。
34kmだけ関門が2ヵ所ありますがそれほど気にしなくても大丈夫でしょうか。

四尾連稜線トレイルラン 2014-10-19.jpg

四尾連稜線トレイルラン 2014-10-19, 高度2.jpg

コースは反時計回りの周回コース。
前半に大きな上り。上りの途中にある四尾連湖を経由して、最高峰となる蛾ヶ岳(ひるがたけ)へ。
尾根に出てからは尾根づたいになので小さな上り下りがあるものの基本走れます。
ほぼ中間地点となる八坂峠からはトレイルを駆け下りて、芦川沿いの県道まで一気に下る。
そこから緩やかな下りのロードをひた走り、もう一度トレイルでひと山越えて町に戻ってきます。
累積標高は1,500m。前半の上りを頑張ればあとは楽しく走れます。
(ちょっと後半のロードが長いですが、下り基調なので気持ちは折れずに走れます。)

34kmのスタートは午前8時30分。
この日は家族が車を使うというので、電車で行くことになっていたが、一週間前に時刻表を確認すると始発に乗っても間に合わないことが判明。
急遽、甲府駅前のビジネスホテルを予約して前泊することに。
おかげで少しはゆっくりと起きれることになりました。

甲府駅からの電車の本数も少なく、おそらく大会に出る選手は同じ電車に乗っていると思われます。
といっても、電車にはパラパラと選手らしき人が乗っているだけ。たぶん30人くらいかな。
ほとんどの人は自家用車のようです。(普段なら私も車ですが)

天気は快晴。気温もほどほどに上がりそうです。
ファイントラックノースリーブ、半そでTEE、ランパン、C3fitゲーター、バイザー、グローブ。
このコースに向いたシューズが無かったので、久し振りにスポルティバのラプターを履いてみた。(トレイルだがロードも結構距離ある)
このシューズは1年以上履いてなかったかな。
ロング向きで全体的に硬い感じだなのだが、特に問題はなかった。
ロードもいけるミドルクラスの距離用の軽量トレランシューズが欲しいところだな。
エイドも約7kmおきにあることだし、ウェストポーチにするかと迷ったが、念のためサロモンスキンズプロ10+2にファーストエイドキッド、軽量シェルのみ。
ボトルは1本(700CC、シトリックスアミノウォーター)。ジェル(パワージェル梅)×4。塩飴×4。BCAA顆粒スティック×4(1本のみ使用)。スニッカーズミニ×1。

会場から少し離れた市街地のロードからスタート。
しばらく狭いロードを走るが、それほどの人数でもないため問題なく走れます。

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1.7kmほどの大門碑林公園の裏からトレイルの上りが始まります。
傾斜は緩やかなので、序盤が苦手な私には助かります。
自分がどれくらいの位置にいるのかは分からなかったが、周りのペースとは合っていたので、自分なりのペースで登ることが出来ました。
途中、ブッチャーさんの鍛え上げられた見事な脚の筋肉を眺めながら登る。
上りに苦手意識が強くなってきた今日この頃、にわかにこんな筋肉を手に入れたいと切に願う。
とはいっても、今は自分で頑張るしかない。
幸い斜度がゆるいので、前に遅れるほどではないので必死に食らいつく。

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登りきったところが四尾連峠の第1エイド。5.8km地点、1時間3分。

そこから下りになったと思ったら、いきなり林の隙間から湖が見えてきた。
山の緑に囲まれてひっそりたたずむ、落ち着いた雰囲気の四尾連湖だ。
湖畔にはキャンプ場があり、子供たちに声援をもらう。
湖の淵の歩道を進むが、時折立ち止まりその美しさに見とれてしまった。
チェアに座って湖を眺めながらゆっくりとコーヒーでも飲んでいたい気分です。

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そこからは再び登山道となり上りが始まる。
ここは距離は短いがちょっときつい上り。辛抱辛抱。
一旦登り切ると気持ちの良いトレイルが西肩峠まで続きます。
山の上は少しづつ色づき始めている感じ。

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西肩峠には第2エイド。10.4Km地点、1時間48分。
ここから二度目のちょっときつい上りとなるが、ここも距離が短いのでちょっとの辛抱。

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登り切るとコース最高地点となる蛾ヶ岳到着。
尾根の左側は甲府盆地を見下ろし、遠くは八ヶ岳、奥秩父の山々を眺められ、

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右側は富士山が眺められるが、生憎、雲の上から頭だけ。
地図からするともう、精進湖や本栖湖もここからすぐ近くでした。

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ここからはもうきつい上りもなく、ほとんど走れます。
小さなの上り下りはあるが、走れるレイルが続きます。
このコース全般に言えることですが、ほとんどガレている場所がありません。
元々の地層もあるのかもしれないけれど、岩がゴロゴロしているようなところがありません。
ほとんどが土で足には優しいし、足元をそれほど気にすることがありません。
もちろん根が出ているところはあるにはありますが、掘れて根がむき出しというわけではありません。
しかも、事前の整備が行き届いているので、小枝すらきれいに取り除かれている感じです。
だから、走りに集中できるし、気持ちよく走れます。
地元の方には本当に感謝です。

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なんだか久々にニコニコと笑顔で走った感じがします。
あらゆるランニングの中でも、こういうトレイルを気持ちよく走るのがとにかく一番好きなんですね。
そもそも耐久とか競争とか山岳とかいう名前がつくような大会のコースはあまり好きじゃないんです。
激坂をヒーヒー言って登るの苦手だし(笑)
あっ、あと走れる下りも大好きでした。

あと2~3週間後だと紅葉がもっときれいで、1か月後だと落ち葉フカフカのトレイルになっているのかな?
とにかく、とてもいいトレイルです。
こういうトレイルをいつでも走れる環境に住みたいもんです。

走るのが楽しくて、その後の写真もないまま第3エイドの八坂峠に到着。16.1km地点、2時間45分。

ほぼ中間地点。あとはロード中心に町まで戻る感じです。
やっぱりレポ1回では終わりませんでしたね。

(VOL.2へ続く)

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第2回四尾連稜線トレイルラン<結果速報> [ 四尾連稜線トレイルラン]

本日、山梨県で開催された四尾連稜線トレイルランに参加してきました。
最初は「しおれん」と読んでたけど、これで「しびれ」と読みます。

34kmのラウンドコース。
前半に大きな上りが一つ。ほかにきつい上りが2つほど。
途中に、森に囲まれてひっそりたたずむ四尾連湖という湖を通って、その後はひたすら続く稜線のトレイルを走ります。
小さな上り下りはあるものの、とても走りやすいトレイルで、時々左右に景色が広がって見えます。
紅葉にはちょっと早かったけど、ところどころは色づき始めていて癒されました。

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後半は小さな上りが一つ。
トレイルをガッツリ下ると約6.5kmとちょっと長めのロードが続きます。
トレランとしてはちょっと長いけど、緩やかに下っているので嫌にならずに走れました。
再びトレイル上りとなるが、しめくくりとしてもいい感じのトレイルでした。

あまり使われていなかったと思われるトレイルもしっかり整備されていて、小枝などもきれいに除去されている感じで、とても走りやすかったです。地元の方々の努力に感謝いたします。

結果は、タイム4時間46分。
総合で106位。年代別19位。

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相変わらず登りが遅いですが、最後までしっかり走れたし、久々に後半追い上げのパターンで完走できたのでとても満足しています。
このくらいの距離が体力的にも時間的にも丁度いい感じで終われていいかな。

さてこれで今月唯一の大会がおしまいで、来月もいまだに参加予定がありません。
とうとう、この秋に大会のエントリーすることが出来ませんでした。
しかたないので、プライベートで紅葉狩りトレランにせっせと出掛けますか。

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