第5回大江戸ナイトラン≪レースレポVOL.2≫ [ 大江戸ナイトラン]
(VOL.1からの続き)
皇居一周を終えてから東京駅へ。
まだなんか工事やってますね。
日本の道の起点ともいえる日本橋。
ぼちぼち明るくなってきた。
浅草橋を右折して両国方面へ。
国技館前通過。
未だに相撲観戦はしたことが無い。一度は焼き鳥食べてみたいなぁ。
屋根の向こうに次の目的地スカイツリーが見えてきた。
大平2丁目を左折すると目の前にドーンとスカイツリーがそびえ建っています。
おしなりエイド到着(64.7km) 8時間31分(予定8時間43分)
じわじわと貯金を使ってきてます。
ここでもスタッフの方がいろいろと声を掛けてくれて面倒みてくれます。
感謝、感謝。
(でも何食べたか覚えてません・・・)
ここも10分くらいの休憩で再スタート。
こちら↓が「おしなり君」です。よろしく!!(スカイツリーの下のおしなり商店街のゆるキャラです)
明るくなったことで眼もさえてきた。
皇居外周の時にちょっと眠くなったので、その後ブラックガムをしばらく噛んでました。
次に向かうのは浅草寺です。
第4チェックポイントの浅草寺本堂。
仲見世もまだ開店までには時間があるので向こうまで見渡せます。
御徒町へ向かつ途中で、スーパーウルトラ軍団、チーム鳳のO田さんが足が痛そうに歩いていた。
O田さんとはいろんな大会でご一緒させていただいている。
しばらく雑談しながら3kmほど一緒にウォーキング。たくさんの大会に出ているので参考になるし、いろんな情報が聞けます。
本郷3丁目を右折したところから再び走りだし、東大前、駒込、王子へ。
そろそろお腹が空いてきた。
今回は利用できるなか卯が限定されていて、この先は赤羽まで行かないと食べられない。
去年は駒込のなか卯を利用したが、やはり今回もこの辺りで利用できるとちょうどいい感じでした。
横目でなか卯を覗き込みながらしかたなく通過。
今考えるとケチらずにコンビニでなんか買って食べればよかったんですが、この時は、頭の中になか卯の親子丼を食べることしかなかったです。(笑)
途中でコースに不安な選手に道を教えながら、赤羽駅へ。
このあたりになるともう観光名所がなくなって、ひたすらゴールを目指し、残り距離をこなす感じになってきます。
ようやく赤羽駅に到着。
駅前になか卯があるだろうと思っていたが、ロータリーを見渡しても見当たらない。
すぐに分かると安易に思っていて、事前に場所を全然確認していなかった。
時間を無駄にしても仕方ないので、ここで食べるのは諦めて次の高島平まで我慢することにした。
ところが、もうお腹は食べる気満々だったようで、赤羽を過ぎた途端に身体が言うことを聞かなくなり、急に失速。
やばい!エネルギー切れだ!!
何とかコンビニがあるところまで走って、すぐにエナジージェルを購入してチャージ。
ここでももっとお腹の足しになるものでも食べればよかったのに。。。なぜか、なか卯の親子丼だけが唯一の食べ物のように。。。
確かにお腹がすいてからは走りながら「なか卯、なか卯」と連呼してました。
もうじき、なか卯高島平店という所に来て、痛恨のコースミス。
橋を渡ってすぐに曲がらなければならないのに、通り過ぎてしまいました。
しばらくするとみたこともない所を走っていることに気付き、すぐに引き返す。
結果的には1kmもロスはしてないけど、なか卯を前にしてのロスだったので精神的には落ち込みます。
そんなこんなでようやくなか卯に到着。
ようやくお腹を満たすことが出来た。
なんだかなか卯の話長い?
20分チョイの休憩で満足して再出発。
ここからは荒川沿いの退屈な走りとなる。
吹きさらしなので今回で一番寒いんじゃないかと思えるほど。
西の空には何やら怪しい雲が迫ってきてます。
先が見渡せる道が続き、思わず歩きたくなっちゃいますが、なんとか我慢して走る。
しかし、それまでとは明らかにペースダウン。
景色が変わらない分、退屈で再び眠くなってきた。
先を見てもまだまだエイドは見えてきそうにもない。
歩きた~い!でも、ここだ歩いたら、ゴールはどんどん先になるし、雨雲も迫っている。
我慢、我慢。トボトボながらなんとか走る。
ようやく、エイドらしきものが見えてきた。
それでもなかなか近づかない~~~。
秋ヶ瀬エイド到着(97.9km) 13時間48分(予定13時間42分)
ここにきてついに貯金を使い果たしている。
当初目標の16時間切りでのゴールのためには残り距離14kmを2時間20分。
きちんと走れば何とかなりそうな時間だが、のんびり休憩している余裕はない。
ここではカレーうどんを食べれると思ったちょっと違った。
こんなことならなか卯でカレーうどん食べるんだったと後悔。
ここも10分ほどの休憩で再スタート。
ここからのバイパスも変化のないコースで、しばらく走ると再び眠気が。
ちょっとふらつきながらの歩きとなってしまった。
再びブラックガムを噛み、何とか復活。
道路わきに川越までの距離表示が1kmごとにあるので、それを励みにして残り距離をカウントダウン。
ここからは残り距離と目標時間までの残り時間との計算ばかりして走っていました。
とにかく走り続けなければ目標時間にはゴールできない。
目標タイムまでの貯金もわずか数分でしたので、キロ1分も無駄にはできない。
少し雨が降り出したが、撥水ジャケットを着込んでいたので、防水キャップを被るだけで、カッパを着るほどではなかった。
川越線を越えると、川越の町が見えてくる。
よーし帰ってきたぞ!
再び元気になりペースアップ。
小仙波を右折すればゴールは近い。
ぐんぐんペースアップ。
もう目標タイムの16時間切りは間違いない。
もうすっかり疲れていたけど、ゴールまではわずか。
ゴールが付近にはすでにゴールした選手たちが帰路についていて応援してくれる。
ゴール前の赤信号がやけに長いのでイラついたが時間はもう大丈夫。
そしてゴ~~~~~ル。
ゴールタイムは15時間54分。
ほぼ予定通りのゴールとなりました。
最後までなんとか走れたけど、やっぱり荒川以降は失速してしまったのが課題ですね。
また、来年も大江戸でお世話にまります!!!
スタッフの皆さん有難うございました!!
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第5回小江戸大江戸200K大江戸ナイトラン≪レースレポVOL.1≫ [ 大江戸ナイトラン]
更新ご無沙汰しております。
ようやくゆっくりとした休日を迎えました。
今更ですが、さぼってました大会レポ書き始めたいと思います。 順番通りにまずは大江戸ナイトランからです。
平成27年2月28日~3月1日に開催された第5回小江戸大江戸200kの大江戸ナイトラン112kmの部に参加しました。
小江戸大江戸203km、小江戸91km、大江戸ナイトラン112kmの三部門あり、
それぞれの完走者/出走者(完走率)は、
小江戸大江戸:出走者数382名/完走者数232名(60.7%)
小江戸:出走者数87名/完走者数74名(85.0%)
大江戸ナイトラン:出走者数166名/完走者数119名(71.7%)
でした。
会場は川越市の蓮馨寺。
大江戸ナイトランは、ここ川越(小江戸)から川越街道で江戸を目指し、新宿都庁~原宿~青山~六本木~東京タワー~皇居一周~両国国技館~スカイツリー~浅草~御徒町~駒込~王子~赤羽~高島平を経て荒川沿いを川越まで戻るというコース。
みごとに東京観光の名所を巡るコース設定になっていて、しかも、夜10時スタートなので、そのほとんどが夜中に通過するという非日常を感じられる大会です。
いつかは私も小江戸大江戸に挑戦したいという想いもあるが、その前に私にはクリアしなければならない課題もあると感じているし、この大会を楽しむためには大江戸ナイトランが最適なような気がしています。
今回走ってみて、やっぱり小江戸大江戸の選手の逞しさ、根性、ねばり、諦めない心の強さなどその凄さを改めて目の当たりにすると、私にはまだまだ無理だなと思い知らされました。
また一年間修行を積んで、その権利を得られると思えたら再考したいと思うが今は大江戸ラブです。
私のスタートは午後10時ですが、去年の反省も含めて少し早めに会場入り。
小江戸コースは午前8時にスタートしていているので、小江戸をゴールした選手、小江戸を走り終えてこれから大江戸へ突入するために休憩している選手、そして大江戸ナイトのスタートの準備をする選手と、会場は様々な状態の選手が入り乱れてごった返しています。
小江戸を走り終え、これから大江戸のスイーパー(最終ランナーをフォローするスタッフ)を務めるために待機中のsallyさんと合流して身支度を整える。
翌日の昼からは雨予報があり、気温も低くなりそう。
いつ降られてもいいように防水のジャケットを着込んで、防水グローブ、防水ソックス、雨具のポンチョ、寒くなった時用のウールシャツなどをバックにしのばせる。
コンビニが使えるのでジェルは持たずに、アミノスティック数本とおやつにミニスニッカーズ×2、塩羊羹×2、眠気覚ましのブラックガムを持参。
スタートとなる暗くなった商店街に選手がゾクゾクを集まってくる。
近所の人たちにとっては異様な集団に見えるでしょうね。
ところが午後10時になっても大会関係者がいないようでスタートの号令がかからない。
みんな走ってよいものやら戸惑っていましたが、そのうちにぞろぞろと走り出す。
なんだかとっても緩いスタートですが、こののんびり感(ギスギスしていない感じ)がこの大会の良さでもある。
今回のタイムスケジュールはこんな感じ。青は通常。赤はダメなパターン。
基本去年と同じで16時間以内完走の計画。休憩込の設定なので、実質的にはもう少し速いペースで走らないといけません。
まずは川越街道を真っ直ぐ東京方面へ。
山手通りまではウォーミングアップのつもりで決して飛ばさないように。
なが~い上り坂もあるけど、ゆっくりとこなす。でも、決して歩かず。
序盤の歩道は狭い所もあり、足元も凸凹や側溝などもあり走り難いので注意が必要。
ヘッドライトはしているが、明るいところで消して、薄暗いところでは点灯します。
ちなみに安全のためバックには反射テープと赤色後尾ライトを常時点灯させてあり、念のためアームライトも腕に巻き常時点灯しています。
第1エイドまでは信号が曲者。
当然信号は遵守しますが、先の信号が赤なら、丁度青になる頃に信号まで辿り着くよう手前から歩きを入れます。
トレランでは走れるところはちょっとでも走るように心掛けるが、ロードのウルトラはその逆ですね。
どうせ信号で待つのだから、歩けるところはちょっとでも歩く。
タイムは変わらないから、ちょっとづつでも体力温全します。
逆にそろそろ赤になりそうなタイミングで信号に差し掛かる場合には、ちょっとペースを上げて信号に引っ掛からないように頑張る。
脚の調子は良さそうで、いい感じで気持ちよく走れている。
二度目の参加なのでコースも分かるので、まだかまだかと思うこともなく気分的にも落ち着いて走れる。
山手通りの曲がり角に到着。
ここまで想定通りのキロ7分できっちり走れている。
この分なら第1エイド(成願寺)に予定通り到着だな、とタイム表を確認すると予定より30分も早い。
あれっ?おかしいなぁ。
よくよく考えるとキロペース8分で計画してました。
身体なりに走ってきたので気にならなかったけど、キロ1分勘違いしてました。
まあ、無理してペース上げたわけではないし、十分に休憩しても今後の貯金が出来たので良かったかな。
山手通りの歩道は広くて走りやすいが、起伏が意外とあるし、赤信号が長いのが嫌なところ。
成願寺エイド到着(36.6km) 4時間20分(予定4時間52分)
久し振りに人のぬくもりを感じられてホッとするエイドだ。
(すでに何を食べたかは覚えてないけどいろいろあったはず・・・)
しばらく腰かけて休憩するが、傍らにはくるまって寝ているランナーもちらほら。
貯金はあったもののゆっくりはしていられないので6分ほどで再スタート。
ここからは少しゆっくり進むことにする。
すぐに第1チェックポイントの東京都庁前に到着。
チェックポイントといってもここの写真を撮って、ゴール後にチェックを受けるだけなので、誰もここにはいません。
一旦、山の手通りに戻って、井之頭通りを左折して代々木公園の脇の坂を上って原宿へ。
さすがに真夜中なので表参道の真っ直ぐな歩道にもだれ一人いません。
青山、麻布を経て六本木へ。
さすがに六本木は一晩中遊んでいる連中が普通に歩いています。
こんな時間に外で遊んでいるのは異常に見えるけど、向こう側からは当然こちら側が異常に思えるでしょうね。
第2チェックポイントのグランドハイヤットホテル前に到着。
そして東京タワーに到着。
やっぱり今でも東京タワーは東京のシンボルですね。
この辺にくるとどうしても見上げて東京タワーはどこかと探してしまう。見つけるとなんとなく嬉しくなってします。
山に登って富士山を探すのに似ています。(最近はスカイツリーも探しちゃいますが・・・)
そして第3チェックポイントの東京タワー下のノッポン兄弟。
(今兄妹でないことに気が付きました)
ここからは北上して皇居を目指します。
ランナーのメッカの皇居もさすがに大会ランナーがチラホラいるだけです。
コースは皇居を1周します。
皇居一周の途中にあるこあしすエイド到着(52.7km) 6時間38分(予定7時間1分)
ちょっと手狭で休憩中のランナーでごった返してますが、スタッフの方がいろいろ気を使って声を掛けてくれます。
こんな時間なのに有り難いことです。
去年もそうでしたが、このエイドを旅立つのは後ろ髪を引かれる思いがしますが、あんまり長居は無用。
それでも12分ほど休憩してしまった。
重い腰を持ち上げて一人淋しく皇居一周の続きへ向かいます。
しばらく歩いてしまったけど、皇居外周に戻ると普通のランナーさんがトレーニングで走っているのにつられて走り出す。
すでに早朝ランの時間帯になっています。夜明けが近づいてきました。
さて、残り半分。ちょっと疲れてきたけど、まだまだ走れる余裕は十分ある。
東京観光もまだまだ残っている。
後半も頑張っていこう!!
(VOL.2へ続く)
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大江戸ナイトラン≪結果速報≫ [ 大江戸ナイトラン]
小江戸大江戸200kの大江戸ナイトラン112kmの部に参加してきました。
川越を土曜日の午後10時にスタートして、川越街道で東京を目指し、都庁、原宿、六本木、東京タワー、皇居、スカイツリー、浅草寺を巡り、再び川越に戻る112km。
結果は、15時間54分(35位/169人)で無事に完走しました。
序盤に予定より速く走ったので、途中までは昨年より30分以上は短縮できるかと思ったけど、
その貯金も少しづつ使い切ってしまい、結果的には昨年より8分遅くなってしまいました。
それでも予定通り16時間は切れたし(最後は切るのに必死でしたが・・・・)、最後までしっかり走れたので良しとします。
走る前は、来年の小江戸大江戸コース203kmを視野に入れて走ろうと思っていたけど、走り終えてやっぱり私には大江戸ナイトラン112kmで十分であることを悟りました。
来年も大江戸ナイトランで宜しく!
例によって、終了後温泉に入ってからは仮眠、帰宅後も爆睡で遅報となりました。
詳細は、後日アップします。
走られた皆さん、お疲れ様でした!
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第4回小江戸大江戸200K≪レースレポVOL.4≫ [ 大江戸ナイトラン]
≪レースレポVOL.3≫からの続き。
レースレポの途中ですっかり間が空いてしまいましたが、行き掛かり上ゴールまで辿り着きたいと思います。
さて、駒込からだとゴールまで約33km。時間は午前9時。
走り続ければ午後1~2時くらいにはゴールが出来そうな感じ。
しかし、ここからが一番きつくなるであろうと予想していた区間です。。
距離はもちろんなんですが、都心は変化に富んでて飽きることもないけど、この先は荒川沿いの河川敷、そして何の変哲もない広くてなが~いバイパスがゴールまで続きます。
体力的にというよりも精神的にまいっちゃう予感がします。
雨がどれくらい降っていたのか、いつごろまで降っていたのか、もう覚えていないけど、この時は、まだポンチョは着たままでした。
フードはかぶってなかったと思いますので雨は止んでいたのでしょう。
多分、防寒のために着ていたのかな?
回りに選手はいませんが、時折、追いついては声を掛けます。
小江戸大江戸フルの選手がまだ走っている姿にはオーラを感じます。
知らない人が見れば、元気なく走っているように見えるかもしれないけれど、すでに150km以上を走ってきているんだから、歩かずに走っているだけでもすごいです。
いつかは・・・、なんて今はとても思いもしませんが、もの凄いチャレンジャーだ思います。
本郷からは曲がり角も少なくなって、道迷いの心配も少なくなってきますが、荒川に出るまでは試走時にも一度間違えているので要注意です。
特にこの辺は普段来ることがないので、地理感が全くない。
それでも地図をほとんど見ることがないのは試走のおかげ。
あー、ここ来たことあるって思えるし、この先どうなっているのか分かっているだけですごく安心。
走っておいてよかった~。
赤羽駅を過ぎたところでさすがに暑く感じてきたので、ポンチョを脱いでバックにくくりつけます。
途中からキャップもはずしていました。
やけにさっぱりした感じ。
船戸大橋の手前で、前を行くランナーの足元が怪しい感じ。
なんだかフラフラしているように見える。
並びかけて声を掛けると、小江戸大江戸フルの選手で眠くて仕方がないとのこと。
次のコンビニでメガシャキを飲むことを勧めておいた。
そういえば今回はなぜか眠気が全く来なかった。(朝メガシャキ飲んだけど)
だからいまだに元気に走れているんだな。
超ロングは眠気にさえ勝てれば、相当元気に行ける気がしてきた。
問題はやっぱり眠気だな。
ただ、疲れてくるから眠くなるということもある気もするが・・・。
荒川手前の最後のコンビニに寄ろうか迷ったが、特に食べたい物も飲みたい物もなかったのでスルーした。
後になって、温かい飲み物を飲んでおくんだったと後悔しました。
そしてついに荒川に出ます。
ここはバイクで何度も走っている場所なのでなんとなく帰ってきた感がある。
しかし、今日はラン。
走れども走れども全然進んでいない感じ。
遠くに見える景色がなかなか近づいてこない。
こんな天気なので、河川敷にはランナーやバイカーもほとんどいません。
グランドもほとんど使用されてなく、少年たちの元気な声もありません。
街を外れてしまったので人がより一層少なくなって、ますます淋しい感じ。
長い河川敷は遠くまで見渡せるけど、前後にランナーの姿が見えません。
うわぁ~!退屈な空気が漂い始めたぁ~~~!!
歩いたりするとなおさらゴールが遠くなる気がするし。
行けども行けども同じ場所を走っているようで進んだ気がしない。
遠くの鉄橋や橋を目標にとにかく走り続ける。
ようやく彼方に最後のエイドとなる羽根倉のテントが見えてきた。
よーし、ここまでくれば完走は見えてきた。
このエイドではなんとカレーうどんがもらえる。
わぁーん。しまったぁ~。さっき、なか卯でカレーうどん食べてきちゃったよ~。
そんなことならおとなしく親子丼にしておけばよかった~。
代わりにあったかいおしるこいただきました。これはこれで温まる。
腰かけて休憩するが、気持ちが早くゴールしたいとの強い思いのせいか5分ほどで再スタートしてました。
さーて、ここからが試練のロード。(ずっとロードでしたが。)
試走の時にもまっすぐで何の変哲もないロードに飽きてしまった川越バイパスです。
本番では絶対歩いてしまうであろうと予想してました。
この歩道には川越市内までの距離表示があります。
残り距離のカウントダウンの目印になります。
それを励みに走りますが、そのカウントダウンもやけにスローに感じる。
それでも、今日はしっかり走れている。
午後になって風がつめたっくなってきたので、再びニット帽に切り替える。
キャップはバックの洗濯バサミにぶら下げておきます。
歩く人も少ないバイパスの歩道になんとエミさんが応援に立ってます。
こういう所の応援は励みになります。有難うございます。
今日は眠気もないし、脚もまだ元気。
疲れて歩きたいなんて気持ちも不思議と起こらない。
誰かと話しながらでないと最後までもたないんじゃないかと思ってたけど、今日の話し相手はずっと自分でした。
昨日の夜からずっと走り続けて身体は疲れているはずだけど、気持ちは充実していた。
スタートからここまで走ってきたいろいろな場所を思い返してみると、なんだかすっごく楽しかった。
ほんとに充実した一日だった。こんなに楽しいなら毎月でもいいと思えるほどだった。(この時は)
走りながら愉快な気持ちで一人でニコニコしていたような気がする。
一種のランナーズハイって感じでしょうか。
信号待ちしていると、後ろから賑やかな女性の話し声が近づいてくる。
振り返るとエミさんと何度か見かけた女性選手が走ってきました。。
するとエミさんがバック吊るしていたはずの私のキャップを拾って持って来てくれてました。
落としたことも気が付いてませんでした。
助かりました。再び有難うございます。
信号が変わるとエミさんと女性選手はものすごいスピードで走りだします。
エミさんが振り返って一緒に行こうよ、と言ってくれたけど、とてもそのスピードにはついてけません。
ウルトラで最後に抜かれるのは決まって女性選手なんだよなぁ~。
ってか、今日は多分スタート後に抜かれて先にゴールされるのはこの女性選手ただ一人だと思います。
女性の最後のスタミナには脱帽です。
それでも、二人に元気をもらったようでその後もしっかり走れます。
陸橋を越えると川越の街並みが見えてきました。
あー、帰ってきた。ようやく帰ってきた。
自分でもよく頑張ったなぁーと思えてました。
市内に入り、誘導の人が大きく手を振ってくれています。
達成感がこみあげてきて思わずウルッとしてしまいましたが、すぐに元気な笑顔に変えました。
ようやくゴーーール。
時間は15時間46分。(公式タイムはもしかしたらグロスかな?)
当初計画の順調パターンのタイムもクリアすることが出来ました。
大会ホームページに大会記録と完走率がでています。
小江戸大江戸コース 151/323 完走率47%
小江戸コース 62/85 完走率73%
大江戸ナイトラン 95/137 完走率69%
去年より完走率は低くなっているようです。
雨と寒さという天候のせいでしょうね。
そんな中で私は完走。しかも18位ってのは上出来。上出来。
達成感もなお膨らみます。
こんな楽しい大会、もっと前から出てればよかった。
来年からは定番大会になりそうです。でも、あくまでも大江戸ナイトランでね。
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第4回小江戸大江戸200K≪レースレポVOL.3≫ [ 大江戸ナイトラン]
≪レースレポVOL.2≫からの続き
最後方からのスタートで序盤はゆっくり走っていたので、ここまでに相当の選手を追い越してきたと思うけど、ここまでくるともう追いつくことも少なくなった。
たまに会うと一言二言声を掛ける程度。特に小江戸大江戸の選手をパスするときには尊敬の想いも込めて声を掛ける。
一人旅が続くが、特に淋しく感じることもない。
山手通りから表参道方面に。
すでに時間は午前4時まえ。さすがの原宿、表参道には警備員さんしかいません。
こんなひっそりとした光景はなかなか見られませんね。
今回はBCAA系のサプリメントの補給を積極的に(定期的に)するように心掛けました。
普段だと夢中になっていて、摂らなかったり、摂るタイミングが遅かったりしてしまうのですが、今回は信号待ちで立ち止まる機会が多いので、そういうタイミングを利用していました。
何をどれだけ持って行ったのかよく覚えてないけど、前半は1時間半に1回は摂っていたと思います。
その後、青山経て六本木へ。
こちらには夜通し遊んでいる若者がチラホラいます。
あの人たちには、こんな時間に、しかもこんな天気なのに走っている人たちがどのように映っているのでしょうか?
六本木のグランドハイヤット東京もチェックポイントになっているので写真をパチリ。
次の東京タワーもチェックポイント。
この辺がコース最南端になります。でも、まだ半分も来ていません。
気持ち的には充実しているというか、へこたれてはいません。
脚もまだ大丈夫。歩くようなこともなく、淡々としたペースで走り続けられる。
まだキロ7分~8分とペースはキープできている。
誰もいない赤信号にはうんざりさせられるけど、ストレッチタイムと決め込んで大人しく待つ。
皇居に到着。いつもランナーでにぎわう周回コーズもこの時間ばかりは選手がチラホラ走るのみ。
こあしすエイド到着。51.8km地点。7時間2分。
ちょっと遅れてはいるがほぼ計画通りにこれている。
エイドの中は選手でごった返している感じ。
椅子を見つけておでんとコーラを頂く。
もうライトは不要なほど明るくなってきていたのでライトをしまい、寒さもひと段落していたのでニット帽もバックにしまう。
賑やかなエイドから立ち去りがたかったけど、あんまり長居は出来ない。
これまでの汗やら雨やらをひと通り拭って約18分の休憩をしてから再び一人旅に出掛ける。
皇居を反時計回りに回ってから、東京駅、日本橋へと向かう。
夜明けが近づくとともにボチボチ世の中が動き出してきた感じ。
走っている車の量も次第に増えてきた。
不思議と眠気をさほど感じることなくここまで来たけど、気分をさっぱりするためにコンビニでメガシャキを補給。
やや中毒気味ではあるが、これを飲むとほんとにシャキッとする気がする。(平日の午後にはほぼ毎日飲んでる)
両国を経てスカイツリーへ向かう。
この大会にはいろんな選手が出場しているが、私よりも年配の女性もちらほら見かける。
しかも小江戸大江戸だったりするからなお驚く。
すごいなぁ。まだまだ俺ももっともっと頑張らないとなぁ。
いつの間にか雨も上げっています。
フードをとって、キャップもとる。あー、さっぱりする。
スカイツリーそばの春慶寺エイド到着。64.8km地点。8時間52分。
もう、エイド到着以外では時計を見ることもなくなっている。
それでも予定通りのペースをきっちり刻めている。
10分ほどの休憩で再スタート。
ここからはスタートした川越に向かって帰路に差しかかる感じ。
すでに半分は過ぎた。まだまだ走れる脚が残っている。
しかし、次のエイドまでは33kmと距離があるので、気を引き締めて頑張らないと。
浅草寺が最後のCP。
仲見世商店街もだーれもいません。
すっかり朝になると、お腹が空いてきました。
どこかになか卯があれば入って何か食べようと思いながら走っていたが、なかなか見つけることができない。
この先の赤羽と高島平にあることは確認しているが、その手前はノーチェックでした。
ようやく駒込駅そばでなか卯を発見。
500円をちょっとオーバーしてしまうけど身体の芯から温まりそうだったのでカレーうどんを頂くことにしました。
店内でほっこりして、少し長居をしてしまいました。
まぁ、ここまでは順調に来ていたので多少お休みしても大丈夫でしょう。むしろ、後半も頑張る為にもここは一旦ゆっくり体を休めることにして30分弱の休憩をとりました。
さて、この辺りで第2クールは終了です。
残りは約33km。残り距離はずいぶんと少なくなってきましたが、ここからは身体も脚もきつくなってきて、特に荒川沿いと最後の川越バイパスは精神的にもきつくなるだろうと予想しています。
時間は午前9時ちょっと前。
まだそれほどの疲労感が出ていない。
よし、最後まで頑張って走ろう!
≪レースレポVOL.4≫へ続く
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