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信越五岳を前にして思うこと。。。 [ 信越五岳トレイルレース]

あれから2年が経ちました。

私のランンニングに対する取組みのモットーは、ブログタイトルにもある通りチャレンジです。そして、走り続けること。
常にそのことを意識しています。

しかし、自信の性格からか、無理、無謀なことまでに挑むことはしません。
自分の限界を越えているけど、頑張ればなんとか手が届きそうな範囲で目標を定めての挑戦です。
はなから無理とわかっていること、途方もないこと、ダメでもいいや、なんて中途半端な気持ちでは絶対やりません。

自分の実力や能力をしっかり見極め、決めた目標に向かってトレーニングや努力はしっかり行ない、精神的、肉体的な準備を万全にする。

だから、経験を重ねて段階を踏んで、着実に上を目指します。
トレランについても、いきなりウルトラやマイルに挑むなんてことは私には出来ません。(そもそも当時の一般的なレースでそんな超長距離の大会なんてハセツネくらいしかなかったと思います)
だから、30kmくらいのレースを何度も経験し、やがて50km、70kmと距離を伸ばしてきました。

だから、やるからには必ず成し遂げたいという強い思いがある。
途中で諦めるなんてことは絶対にしたくない。
ゴールに辿り着くまでは全力を尽くし、限界までやり遂げる。

ずっとそうしてきた。いや、そのつもりです。

初めて信越五岳が開催されることを知ったときには、こんな長距離を1回のレースで走るなんて自分には到底考えられず、雲の上の大会だと思ったもんです。

そして、年月が経ち、私も経験を重ね、徐々に距離の長いレースにも参加するようになって、いつしか信越五岳にも手が届くのではないかと思えるようになった。

もちろんまだ110kmなんて距離を走ったこともなかったし、20時間以上もの長い時間を運動し続けたこともなかった。

しかし、決心しました。
この大会のために長い時間をかけて準備しました。
走り込みもしっかりやりました。

そうして迎えた2012年の信越五岳。
準備万端でスタートラインに立ちました。
もちろん、達成感を感じながら気持ちよくゴールすることをイメージして。。。。
そう、そのはずでした。

序盤は想定通りのタイムで思いのほか順調でした。
走りも軽快そのもの。

しかし、3Aを過ぎてから急に足が止まってしまった。
暑い!走れない!
こんなはずじゃなかったのに!っと、心のなかで何度も何度も叫び続けていました。
後半は走り続けるどころか、歩き続けてしまいました。
フラフラになりながらもどうにかこうにかゴールに辿り着いたものの、想定のタイムからは3時間も遅れてしまいました。
ゴールの達成感どころか、これほどまでに悔しい思いをしたゴールは初めてでした。
嬉し涙は何度も流しましたが、悔し泣きはこの時、一度だけです。
その後に参加したレースを含めてもなんといっても不満足度ナンバーワンの結果です。

この時、いつか必ずリベンジしてやる!
絶対に達成感を感じられるように完走し、笑顔でゴールしてやると強く思いました。
それからずっと、部屋の壁にこの時の完走証を貼って、この時の悔しさを忘れないようにしていました。

FB_IMG_13504826686081014 (640x480).jpg

それから2年が経ちました。

ついにその日がやってきたのです。
この2年間、頑張り続けたのはこの日のためと言っても過言ではありません。
これまでの努力はあの時の借りを返すためのものなのです。

今度こそ準備は出来ています。
走り込んできました。
覚悟も出来ています。

タイムはともかくも、今度のゴールでは、自分自身でやり切った、充実した走りができたと心から思えるよう、全ての力を出し切ります!
ゴールでは笑顔で、もしくは嬉し泣きでゲートをくぐりたいと思います!

あーあ、ここまで書いちゃったら、情けない結果では帰ってこれませんね。
いやいや、そんなことがないよう、とにかく頑張ります!

ちなみに、準備できたと言っても、荷物のしたくはいつもの通りまだ全然出来てません。
明日起きたらチャチャっとやります。
では、睡眠たっぷりとるのでおやすみなさい。(すでに早寝の時刻はとっくにすぎてます・・・・)

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信越五岳の抽選結果 [ 信越五岳トレイルレース]

9月14、15日に開催される信越五岳トレイルランニングレース。

2012年大会に万を辞して出場しましたが、灼熱地獄に完膚なきまでに叩きのめされ、フラフラの状態となってしまい、辛くも完走はしたものの全くの不本意な結果に終わりました。
その時走りながら、いや、歩きながら、すでに必ずやリベンジすることを固く決意していました。

あれから2年。
人気が高い大会のため毎年エントリー合戦が厳しく、昨年は敢え無くエントリー時点で敗退。
今年からはいよいよ抽選になりました。

今月初旬に募集が始まり、金曜日が抽選結果の発表でした。
その抽選結果が、メールで送られてきました。
私にとってはザックジャパンより大事な日。
といっても、発表の日を明確に覚えてなくて、他の人のSNSでのコメントで気が付いただけですが。

そして結果は、見事に当選[exclamation×2]

ヤッタ~~~~~~~ [るんるん][るんるん][るんるん][るんるん][るんるん]

タイムとか順位とかはもうどうでもいいです。
とにかく最後まで自分の走りが出来ればそれでいいと思います
そして、ゴールゲートをくぐる時に充実感と達成感を存分に味わいたいです。
もう、今からwktkです!
(JUNさん、これでよかったっけ?)

そのためにあと3カ月。
一生懸命、おこづかい貯めておきます!
いや、修行積んでおきます!

今回は大勢の方が落選し、がっかりしていることと思います。
その思いを背負って頑張ります!

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信越五岳トレイルランニングレース2012≪レースレポVOL.2≫ [ 信越五岳トレイルレース]

≪レースレポVOL.1≫からの続き

第2関門の5Aを再スタートすると目の前にいきなりの階段。
休んだはずなのに足は動かないし、心が折れる。

5Aからはペーサーが選手と一緒に走り始めたせいで、ペアで会話をしながらの選手が多くなった。
一人だからといって淋しいわけじゃないけど、女性2名のペアがそばにいるとなかなか賑やかでした。
しかも、今まで疲れていた選手もペーサーのおかげか元気になるようでペアは元気良く進んでいく。
それにひきかえ、わたしときたら・・・・。

しばらくは走りやすいトレイルなので、ゆっくりながら走れてほっとする。
しかし、ちょっと上りになるとすぐに歩きになってしまう。
もう、予想時間をはるかにオーバーしてきている。

「こんなはずじゃなかったのに・・・」そう何百回も心の中で叫んだ。
もっと早い時間にここを通過しているはずなのに・・・。
もっと走りやすいトレイルを楽しんでいるはずなのに・・・。
もっと安定したペースで淡々と走っているはずなのに・・・。
後半になったらもっと追い抜いて行っているはずなのに・・・。
もっと。もっと。もっと・・・。

なんでこんなになってしまったんだろう。
8月からの走り込みが少なかったから?
110kmを走るというのに心の準備が足りなかったから?
そもそもこんな距離、おれには無理だったのか?
走りながら、歩きながら、自分が情けなくって、悔しくって、瞳が滲んでくる。

今日はとにかく仕方がない。
心も体もボロボロだ。
タイムや順位は関係ない。
とにかく最後まで行こう。時間内にゴール出来さえすればそれでいい。
前に進んでさえいれば必ずゴールにはたどり着けるはず。
今できることは、諦めずに前に進むことだけ。
こうなったら、完走だけを目標にしよう。

走りはJOG。歩きは散歩。そんなペース。
こうなるとなかなか距離が進まない。
ガーミンで次のエイドまでの距離や予想時間をみているが、計測が止まってしまっているかのごとく、残り距離が減らない。

少しづつ暗くなってきた頃にウォーターエイド到着。
水は十分だったが、ここで腰かけてヘッドライトを装着。

ここからは黒姫山に向けての昇り。
やっさん情報ではここを越えれば何とかなるらしい。
登り始めるとすぐにライト点灯。
この登りを越えれば6A、7A、8Aとしばらくは平坦が続くはずなのでひと踏ん張り。
日が暮れてから暑さもだいぶ和らいでくれたが、体力はもう消耗しきっている感じ。
それでも亀の歩みで前を進む。

約40分でコース二番目の高さまで上りきった。
ここからはしばらく下りだが、暗いなかなのでちょっとしたガレ場でも結構手こずる。
サクサク下りたいけど、足も結構やられていることもあり、やや慎重に下る。

やがて真っ暗な古池到着。
そこからはすぐに6A到着 14:21(予想12:10)
エイドの灯りが見えて、人の声がしてくるとホッとする。

エイドからはしばらくロードの緩やかなのぼり。
ロードの脇をトボトボと歩いているとSTYのあの長い国道沿いの辛い歩きが甦る。
夜のロードの歩きは嫌いだ~~~!!

ロードからやっとトレイルに入ると平坦なので何とか走り出す。
でも、参道はやっぱり走れなかった。
歩くと先~~~に見える灯りがめちゃくちゃ遠く感じた。

7A到着 15:41(予想13:10)

次のエイドまでは比較的平坦。
距離的にも5.3kmと短いため、すぐにつくかと思ったけど、これが意外に遠かった。
なんてことないコースのはずなのにペースが遅いせいか・・・。

8A到着 17:00(予想14:10)
ついに最後のエイドまで来れた。

ここでも腰かけて、おそばを二杯もらって休憩。
いよいよ最後の大ボス、瑞牆山越えを残すのみ。

少しづつ高度を上げ、直角に曲がるところからは一気の登り。
しかも、暗闇の中に続く延々とも思える直登。
もうここはじっくり登るしかない。
登りの途中で立ち止まっての休憩を何度か繰り返す。
こんな休憩の仕方も普段のレースではやらないパターン。
ほんとに今日はダメダメです。

先行する選手の灯りがはるかに上に見えてがっかりする。
もう終わるか、もう終わるかと何度思ったことか。

やっとの思いで山頂到着。
ここにもボランティアの人が誘導してくれている。
ほんとにありがたい。
「もうここまでくればゴールは大丈夫ですよ」と言ってくれるが、半信半疑。
この先も全く自信がなかった。

山頂からは一気に急降下。
下りきると正面にも灯りが見えてホッとする。

最後のウォーターエイドをすぎると後は林道のみ。
下り基調というアドバイスを信じて楽観したが、ほぼ真っ平らで走ることが出来なかった。
残り距離も少なかったが、歩いちゃうと全然減らない。
走りだしては歩き、また、走りだしては歩き、の繰り返し。
走っている選手も、歩いている選手もみんなが必死。
誰もが、もがき苦しんでいるのが分かる。

ここまでくれば、もう完走できるのは間違えない。
残り距離と時計をにらみながら、午前3時までにはゴールしようと最後の目標にして、最後の4Kmくらいは走り続けた。
長かった。今日はほんとに長かった。
でも、何とかゴールできる。良かった。完走できるだけで今日は嬉しい。
いろいろ不満足な部分はたくさん、たくさんあるけど、とにかく完走だ。

ゴールが近づくにつれ人の声が大きくなってくる。
もう午前3時になろうというのにたくさんの人がゴールで待っていてくれる。

正面にゴールの灯りが見えた。
最後はゲレンデの下り。
大勢が迎えてくれる。
最後は何もかも忘れてゴールに駆け込む。

ゴールタイム 21:24
予想タイムから3時間遅れでのゴール。

CIMG5435.JPG

予想以上に過酷なレース展開に完璧にグロッキー状態でしたが、次回は必ず最後までしっかり走って、信越のトレイルを心から楽しみたいと思います。(まずはゼロ関門突破!)

大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さん、暑い中、そして長い時間、本当に有難うございました。

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信越五岳トレイルランニングレース2012≪レースレポVOL.1≫ [ 信越五岳トレイルレース]

平成24年9月16日~17日、信越五岳トレイルランニングレースが開催されました。

信越五岳とは新潟と長野の県境にある斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山の五つの山を総称してこう呼びます。
この信越五岳をトレイルでつないだ全長110kmを制限時間22時間で駆け抜けるという、プロトレイルランナーの石川弘樹選手がプロデュースするトレイルランニングレースです。

すでに激戦(エントリー)を勝ち抜いた総勢約650人。(実走人数は不明)

私は昨年の斑尾でのボランティアによる優先権による初参戦。
110kmという距離、制限時間22時間という長時間。私には未知の領域となります。
当然、目標タイムなんて設定しようもないけど、長丁場のレースになるので大雑把にでも時間管理しないとずるずるになってしまうと思い、去年のリザルトなどを参考にざっくり予想タイムを推察してみました。

1A 18.5km 2:10(2:10) AM7:40 
2A 23.9km 1:00(3:10) AM8:40
3A 38.5km 2:00(5:10) AM10:40
4A 51.5km 2:00(7:10) PM0:40
5A 66.6km 2:30(9:40) PM3:10
6A 81.0km 2:30(12:10) PM5:40
7A 87.0km 1:00(13:10) PM6:40
8A 92.3km 1:00(14:10) PM7:40
ゴール 110.0km 3:30(17:40) PM11:10

これにエイドでの休憩時間を含めるとなんとかPM12:00、その日のうちにゴールできるかなぁ、なんて予想してみた。
実際には、その日のうちに帰れるように各エイド区間に割り振ったんですが・・・。

さて、前日夜は午後9時頃には就寝、午前3時起床。
準備をしてスタート会場の斑尾スキー場へ。
会場に用意された朝食を頂いてスタートを待つ。トイレも待つ。待つ。待つ・・・・。

CIMG5391.JPG

並んだのはスタート前ぎりぎり。
前夜のパーティーでも一緒だったおおやまねこさんとお互いの健闘を誓いあってから午前5時半スタート。

CIMG5393.JPG

しばらくは足の様子をうかがいながら、ゆっくりのスタート。
登り始めてすぐにammysanさんに声を掛けてもらい、挨拶がてらしばらく並走。

CIMG5401.JPG

早朝のトレイルをゆっくりなペースで走る。

調子はそれほど悪いとは思わなかった。
先はまだまだ長いのでそれほどガツガツ走ることもなく軽いペースを維持する。

CIMG5404.JPG

1A到着 2:03(予想2:10)
ほぼ予想通りのペースだった。これならなんとか予想通りの展開が期待出来ると安心。
各エイドには、水・ムサシ・コーラ・バナ・チップスター・塩飴などがあり、そのほかにエイドごとにいろんなものが置いてあります。
このあとのエイドでも、だいたいは飲み物各1杯、バナナ一切れをもらって、あとはボトルに水の補充でした。
あと、各エイドにはかぶり水用のポリバケツとひしゃくが用意されていたので、毎回二杯ずつくらい頭からかぶっていた。
これがなかったら、とても走れなかっただろう。

ここからは斑尾山への登りが始まります。
渋滞なんてすることもなく、みんなもまだ元気なのでそこそこのペースで上れたので意外とあっさり山頂通過。
山頂からはゲレンデを一気に駆け降ります。
ここは押さえてと前日のガイダンスで言われてたけど、ブレーキを掛けることもないと思い、勢いで下ってしまった。

CIMG5408.JPG

2A到着 3:00(予想3:10)
予想ドンピシャじゃないですか。
予想通りの走りが出来ているので、この時は気持ちよく走れてました。
だんだん暑くなってきたけど、暑さの本番はこれから。

日陰のトレイルをしばらく走ると袴岳への登り。
それほどの標高差ではないので、ちょっと頑張ればクリアできる。

袴岳を過ぎると下り基調のトレイル。暑さが厳しくなってきた。
そのまま走れるトレイルを進み、市街地らしいところまで下りてきた。
もうすぐ3Aというところでやっさんの声援を受ける。今日は5Aからとしさんのぺーさーで走る予定。

そこからすぐに3A到着 5:03(予想5:10)
予想ドンピシャでここまで来れたが、気温はどんどん上昇しているようだ。
すっかり暑さにやられて疲れちゃった感じ。
ここでハイドレに水を補充し、冷しトマトを頂く。
ここからは噂の関川沿いの灼熱地獄に突入する。
暑さ対策のためここからネックカバーをバイザーに装着して、10分ほど休憩して再スタート。

全く日影のない関川沿いの砂利道。
最初のうちはなんとか走っていたものの、暑くて暑くて途中からは走れなくなり歩きがはいる。

CIMG5412.JPG 

気が付けば、周りのみんなもほとんど歩くようになっていた。
地表から熱気が立ち上る感じ。
野猿も山からグループで川遊びに来ていた。

ほとほと暑さが嫌になる頃に沿道に黄色のヘルメットのおーちゃんが見えてきた。
おー!ここが宴会隊長の私設エイドか!
おーちゃんに挨拶して、冷たい水、リンゴをご馳走になった。

水道でかぶり水して、すっかり生き返った。 つもりだったが、体温が上がりすぎていて、体がいうことをきかない。
平坦なのに走りだせない。ムムッ。なんか異状・・・。
日陰が続くと少し元気になってゆっくり走り出す。
でも、登りになると足がピタッと止まってしまう。
どうも調子が良くないようだ。

4A到着 7:31(予想7:10)
さすがに歩きが多くなったせいで予想タイムから20分も遅れてしまった。
しかし、まだまだ想定内。
コスモス畑と景色を暫し楽しんだらすぐに登りだ~。

CIMG5415.JPG

CIMG5417.JPG 

だらだらと緩やかな林道が続いたと思います。
普段なら走れそうな斜度だけど、今日ばかりは歩きが続く。
歩いているうちに、だんだん眠くなってきた。
頭はボォーとして、足元はフラフラ。
眠気覚ましにドライマンゴーなどをかじりながら、目を覚まそうと試みる。
今になって振り返ると眠気ではなく軽い熱中症の症状だったのかも知れない。

CIMG5422.JPG

途中の水力発電用のパイプの脇の登りで一旦心が折れた。
脇に腰かけてしばし休憩。
レース中にエイドでもないのに腰かけて休憩することなんて滅多にないけど、今日は特別。

CIMG5421.JPG

5Aまではあと少し。
とにかく5Aまで頑張って辿り着きたい。
そしたらゆっくり休もう。
下りはラン。登りと平坦は歩き。
山登りでもないのに、こんなに歩きの比率が多いのも珍しい。

牧場までくると5Aは近いはず。普通にトレーニングで走っている人もいた。こんなところで日頃走れるなんて羨ましい。

CIMG5426.JPG

なんとか5A到着 10:46(予想9:40)
何と予想を1時間オーバー。完全な想定外になってきた。

ここにもやっさんがいて、これからのアドバイスをしてくれた。
すでに意識もモウロウとした感じだったので、半分くらいしか頭に入ってこなかった感じだったが、
経験者からいろいろ聞けたことが嬉しかった。有難う!!

預けておいたドロップバックを受け取り、必要な分の補給食を取り出し、Tシャツを着替えて、夜間走に備えてヘッドライトの準備をする。
ハイドレにもたっぷり水を補充。
今日は、ヘッドライトとハンドライト。ハンドライトは必要な時だけ補助的に使用。
お腹も空いていたが、食欲はあまりなかったので温かいスープだけ頂いた。
この間約20分ちょっと休憩して再スタート。
すでに予想タイムからすっかり遅れてしまっていたので、少しでも早く前に進みたいとばかり考えていたが、
このとき思い切ってもっとしっかり休養しておいた方が、もしかしたら後半、もっと楽に行けたのかもしれない。
まさか、これからもっと、もっと苦しむことになるとは思っていなかったから・・・。

(VOL.2へ続く)

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信越五岳トレイルレース《結果速報 》 [ 信越五岳トレイルレース]

大会開催日から一夜開けましたが、信越五岳トレイルランニングレースの結果速報です。

天候にも恵まれ絶好のコンデションと思われましたが、気温が暑すぎました。
しかも、練習不足も相まって思うような走りが全然出来ませんでした。

走りやすいと評判のこのコースで、緩い登りもほぼ歩き。終いには下りすらまともに走れませんでした。

勇気ある決断も視野に入れながら、結局、その勇気さえも無く、とにかく前に進むことのみを考え、完走することだけが目標となりました。

制限時間22時間(午前3時30分)のわずか30分前、予想タイムをはるかに下回る午前3時になんとかゴールに辿り着きました。
手元時計午前2時56分。
約21時間の、110kmの激闘となりました。

それからバス待って宿に着いたのは午前5時過ぎ。
風呂入って即行寝ましたが、まだ眠いぞ!
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