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第20回日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)≪レースレポVOL.3≫ [ 日本山岳耐久レース(ハセツネ)]

≪レースレポVOL.2≫からの続き。

御前山山頂からの下りもなかなかのテクニカルコース。
特に夜間だと足元には十分気を付けなければなりません。
ヘッドライトで1~2m先を照らして、
ハンドライトで足元(段差など)を照らしながら、
安全なルートを探しながら下ります。

下りきったところが鋸山林道の大ダワ。
この林道は奥多摩と五日市を結ぶ林道で、かつてはMTBでよく走った道です。
ちょっとだけ腰かけておやつ補給。
数分で再出発。長居は無用。

鋸山までのちょっとした上りの後は、大岳山まではずっと走りやすいトレイルが続きます。
脚に疲れが出てきていなかったので、ここら辺りは気持ちよく走れていて、
辛さを忘れて楽しく走れてました。

調子いい感じだったせいか、大岳山への登りはほとんど記憶がないくらい
あっさり通過したようです。
山頂で立ち止まることもなく、そのままスルーして下りに突入。

御岳山までもほとんど走っていたような気がしますが、
すこしづつ周りの選手のレベルも上がってきたようで、
しっかり走れている人が増えてきて、あっさりとの抜けなくなってきた。

綾広の滝でボトルに水補給。 もう、ボトルの水だけでゴールまでもちそうだけど、ハイドレのタンクは満タン状態のまま。 ここで捨ててもよかったかな?

第3関門(御岳山)58.0km。12:05(3:28)。男子519位

女将さん、さるさん達の元気な声援。 ますます元気になってきた。
ここからの予想タイムは2時間。
最後までしっかり走りきれば14時間を切れるかもしれない。

日の出山山頂からの夜景を見ながら最後のおやつタイム。
あとはゴールまで下るのみ。
幸い、まだ脚は残っている。
金毘羅尾根はコース中で一番よく知っているトレイル。
しかし、夜ともなると全然感じが違う。

それなりに走っているつもりなのに、前後の差も広がっているせいか、なかなか抜くことが出来ない。
それどころか、元気な人は、なんでここにきてそんなに元気なの?ってほどの勢いで抜き去っていく。

そんなこと気にしないで、マイペースで走る。走る。
残り2Kmの表示で、14時間までに残り18分くらい。
あ~、せっかくなので14時間切りたいなぁ~。
このまま走っていれば大丈夫だよね?
間に合うよね?
距離表示を信じて、とにかく走る。

そしてついに住宅街まで下りてきた。
もう、大丈夫。よっしぁ~~~~!!
きたぁ~~~~~!!

ゴール71.5km。13:55(1:50)。男子総合509位

CIMG5448.JPG

ゴール後は、だんべえ汁をご馳走になってから、体育館に戻って、寝る場所を確保してシュラフで仮眠。
7時過ぎに起きてから、電車で帰りました。
帰ってからも昼寝を3回くらいしたかな。

完走したからかもしれないけど、出走前のイメージよりコースはそれほどきつくなかった様な気がします。
走っている分には眠気もなかったし、後半はそれなりに走れた。
問題は前半の上り、下りの連続と渋滞でしょうか。
三頭山、御前山への登りは、ポールを使ってじっくり上れば何とかクリアできるレベル。
今回は天候もまずまずで状況は良かったでしょう。

さて、来年の出場はどうしましょうか。
1回走ればいいかな、と思っていたハセツネだけど、もう二度と走りたくないというほどイヤでもなかったし。
ほかのレーススケジュール次第では、また、来年もお世話になろうかな。

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第20回日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)≪レースレポVOL.2≫ [ 日本山岳耐久レース(ハセツネ)]

≪レースレポVOL.1≫からの続きです。

長ーい渋滞は少しづつではあるが進んでいるので、開き直って気長に待つ。
もちろん、渋滞になることは覚悟していたこと。

少し走っても、ちょっと上りになるとすぐにスローダウン。
普通にしていれば抜くことも、抜かれることもない。(一部心無い方は待っている横を上っていく)

まだ暗くなってもいないのに、こういうダラダラな時間があると眠くなってきてしまう。
いまから睡魔が襲ってくるようではマズいなぁ。
早くも眠眠打破シート投入。

登り下りを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。
しかし、なかなかバラけることもなくひたすら前についていく。
前の方が空いているようなら、先に活かせてもらいながら、徐々に前に詰めていく。

第1関門の数キロ手前からどうにか走れるようになって、やっとトレランらしくなってくる。
そろそろ暗くなってきて、ほかの人はライトを使い始めている。
立ち止まるのは面倒だったので、なんとか浅間峠まではそのままで行く。

第1関門(浅間峠)22.66km。4:38(4:38)。男子920位
渋滞の割には大体の予想タイム。
ちなみに予想タイムは各区間4:30、4:00、4:00、2:00プラス休憩0:30でトータル15:00。

ここで、ヘッドライト、ウェストライトをセットし、ハンドライトを持つ。
ついでに、ハイドレからボトルいっぱいまで水を移し替えておく。

しばらくの間は走りやすいトレイルがあり、なんだかホッとする。
日原峠辺りからだっただろうか、登りが多くなったのでポールの使用開始。
ポール使用中はハンドライトはバックにしまっておく。

ほぼ一列で走るが、抜けるところは抜かせてもらう。
西原峠辺りまでは程よく走れていい感じ。

そこから先は前半部分の最難関箇所となる三頭山への登り。
すかさずギアを入れ替えて、じっくりと登る。

階段が始まると三頭山山頂は近い。
ひと踏ん張りで山頂到着。
ここからは一旦ポールをたたんで下りに備える。
ハンドライト再登場。
おやつ食べて数分で出発。

CIMG5444.JPG

山頂から第2関門の月夜見駐車場まではほぼ下り。
ややテクニカルではあるが、ここまで上り基調だったので、それはそれで脚にも精神的にも刺激になる。

体力的にもまだ余裕があり、走れるところはしっかり走れる。
後半もいけそうな予感。
すでに半分はきていると思うと気分的にもだいぶ楽だ。
そういえば、眠気はどこにいった?

第2関門(月夜見山第2駐車場)42.09km。8:37(3:59)。男子665位

この区間も予想通り。まるで以前走ったことがあるかのごとくのペース配分。
いや、配分したわけでもなく、自然とそうなっただけだが。
しかし、ほぼ予想通りの展開なので、このままなら15時間はいけそう。
順位を見るとこの区間だけで250人抜いていることになっているけど・・・。
そんなに抜いたか

ここが唯一の給水ポイント。(天然の水場は3カ所あり)
ポカリ0.5Lと入るだけの水をボトルに入れて、残りはハイドレに入れてもらう。
ハイドレにはまだ残っていたので、途中でいっぱいまで入った。(1.5Lサイズ)
結果的には、このハイドレの水はゴールまで飲まずに済んだ。
つまり1.5㎏の無駄な荷物を背負って走ってしまった。

さほどの疲れもなかったことから、水分補充以外の休憩なしでそのままスルー。
小河内峠までは開けた下り。滑るしスピード注意。

小河内峠からは最難関と聞かされている御前山への登り。
といっても上ったことはあるので、さほどイヤな感じはしない。
再びポールを取り出して登りにかかる。
ここさえクリアすれば、もう完走は見えてくる。
真っ暗でどこまで上っているのか先が見えないので、あまり先を見ずに
足元の灯りを見ながら一歩一歩確実に進む。

まだかよ~!と思い始めた時に
スタッフの人の「御前山山頂!あと少し、がんばって!」の声が聞こえてきた。
よっしゃー!
山頂でちょっと腰かけておやつ頂き、ポールを再び片付ける。
ここからの下りは細いし、岩場があるので、ポールは確実に邪魔。
数分休んで再出発します。

≪レースレポVOL.3≫に続く。

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第20回日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)≪レースレポVOL.1≫ [ 日本山岳耐久レース(ハセツネ)]

平成24年10月7~8日東京都のあきる野市で開催された第20回日本山岳耐久レース 長谷川恒男カップ(通称ハセツネ)に参加してきました。

コースは、武蔵五日市~入山峠~市道山~醍醐丸~生藤山~浅間峠(第1関門)~笛吹峠~西原峠~三頭山~鞘口峠~月夜見駐車場(第2関門)~御前山~大岳山~御岳山(第3関門)~日の出山~ゴールという72Km。

参加者は約2,000人くらいでしょうか。
長距離とはいえ、序盤にシングルトラックがあることを考えれば、参加者が多すぎて渋滞が発生してしまうのも仕方のない人数です。(工夫の仕方もあるとは思うが・・・)

普通のレースと違うのは途中にエイドといわれるような補給所がないこと。唯一、第2関門で1.5Lの水またはスポドリをもらえるだけ。
あとは、天然エイドが3カ所あるのみ。
それ以外で水や食料等の補給を受けることが出来ないので、基本的に72Kmを走りきる装備を担いで走ることになります。

私の装備は、サロモンのスキンプロ10+3のザックに、ブラックダイヤモンドのウルトラディスタンスのポール、ヘッドライト、ウェストライト、ハンドライト、替電池、撥水ウィンブレ、アームウォーマー、ファーストエイドキッド、サバイバルシート、ティシュ、携帯トイレ、携帯電話、デジカメ、小銭。
雨具は天気予報によりカット。
防寒用もウィンブレとアームウォーマーのみとしたが、結果、一度も着用せずに半袖TEEだけで大丈夫でした。

補給食は、パワージェル13個(フラスク3個に分けて)、ジェルブラスト1個、ベスパハイパー2個、スニッカーズミニ3個、パーフェクトプラスケーキ2個、梅シート1袋、塩飴3個、眠眠打破シート。(消費はおおむね半分)

総重量は計ってません。

今年は、おんたけ100km、信越五岳110kmに続いて、このハセツネにも初参戦。
STYにも参戦しているので、私にとって今年はウルトラトレイル元年みたいなもんです。
しかも、前レースの信越五岳でレース経験初の撃沈を経験して、完全に自信喪失状態でした。
したがって、ハセツネがどんな展開になるのか、自分自身全く予想が出来ず、不安が先行していました。
今回は、とにかく最後までしっかり走りきりたい。笑顔でゴールして、達成感を味わいたい。
と強く思っていました。

その半面、テンションはすごく低く、このレースに対するモチベーションもなかなか上がってはいませんでした。
このレースコースは奥方の地元でもあります。
昔から、MTBやハイキングで知っている山も多い。
しかし、ずっとこのレースを敬遠してきました。(いろんな理由で)

でも、なんだかんだといっても、何事も経験。
挑戦し甲斐のあるレースであることは間違えない。
これまでいろいろ挑戦してきて、この大会は残しておくことはできないレース。避けて通れないレース。

走る以上はベストを尽くす!

ということで、当日の朝になって支度を始める。(おそっ!!)
会場には小雨が降る中、11時前に到着。

体育館はもう満杯。通路になっているような狭いスペースに荷物だけ置かせてもらってスタートの準備。
開会式、エアロビが始まるころになって、ハイドレの水を飲もうとしたら、全く吸えない。
あれ?校庭の隅に行ってハイドレ取り出して調べてみるが、原因が分からない。
ホースを再度つなぎ直すとなぜか吸えた。
もう一度、バックに入れて吸ってみるとまた吸えない。
あれっ?とちょっと慌てていると、なんだかアナウンスも慌ただしく、いきなりスタートの号砲。
みんな一斉に走り出している。
やばい!!しかたないので原因不明、吸えないハイドレをバックに収めて、スタート位置まで急いで向かったけど、合流した時には後ろにいるのは数百人くらい。
かなり後方からのスタートとなってしまった。

遅れをとってしまったことは仕方ないにしても、ハイドレが吸えないままというのはさすがにまずい。
この先どうなってしまうのか?
幸いなことに、このバックにしてからハイドレ1.5Lとは別にショルダーにボトルを挿して持つようにしていたので、700CC位はすぐに飲める場所にある。

不安を抱きながらも、とにかく、渋滞箇所までは遅れを少しでも取り戻そうと懸命に走ることにする。

そして渋滞箇所へ。
遥か彼方に見える先の方まで人の列。
覚悟はしていたものの、うんざりするほど待たされる。

今のうちにハイドレを再チェック。
歩きながらハイドレをバックから取り出してみるものの異状はない。
飲み口にストッパーがあるので何度もひねってみるが全く出てこない。
ちょっとイライラしてストッパーをグイッとひねったら、なんと、飲み口がポロリとかけてしまった。
これで完全にハイドレから水を飲むことが出来なくなってしまった。
ハイドレは貯水タンクとしてもっていて、ボトルが無くなったらハイドレからボトルに移し替えるしかない。
もし、ボトルが無かったら完全にアウトだったろう。
今考えると、バックの下から伸ばしているホースが、バックの中のどこかでねじれていたのかもしれない。
最初からホースごとやり直しておけばよかった。

まだスタートして何キロも走ってないのに、時間だけが進んでいく。
いったいこの先どうなるんだろう?

CIMG5442.JPG

≪レースレポVOL.2≫に続く。 

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日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)≪結果速報≫ [ 日本山岳耐久レース(ハセツネ)]

10月7日~8日東京都あきる野市を舞台にした第20回日本山岳耐久レース(ハセツネカップ」に参加してきました。

武蔵五日市から南側尾根づたいに三頭山へ。そこから北側尾根づたいにまた武蔵五日市にもどっとくる全長72km。

前レースの信越五岳ではあえなく撃沈してしまったので、今回は最後までしっかり走りたいという想いで参戦。

とはいっても、調子も回復している様子もなく、なぜかテンション低いままの参戦となってしまいました。

それでも、走り出せばそれなりに気合が入り後半もしっかり走りきることが出来ました。

ゴールタイムは13時間55分
最後は14時間切りを狙って、終盤も激走させられてしまいました。

ガーミンのログがきちんと取れなかったので、だいたいの記憶での区間タイム。
スタート~第一関門(浅間峠) 22km地点 4時間半
第一関門~第二関門(月夜見駐車場) 42km地点 4時間10分
第二関門~第三関門(御岳山) 58km地点 3時間半
第二関門~ゴール 72km地点 1時間45分

ハイドレのトラブルでスタート完璧に出遅れ、第一関門までは渋滞の連続。
それ以外の区間は順調でした。

詳細はまた次回。

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