第3回朝霧高原トレイルランニングレース前日 [ 朝霧高原トレイルレース]
台風の動向によっては中止も予想されますが、速く通過してくれることを願って前日入りします。
珍しく今回は車中泊ではなく、会場となる朝霧野外活動センターにお泊りします。
台風の影響で中央高速が朝から通行止めとなっていたので、早めに出発。
国道20号は渋滞してそうなので、極力避ける為陣馬街道で山越えして上野原へ。
そこからは20号で大月まで。
大月辺りは豪雨。危うく通行止めに会うところ、間一髪ですり抜けた。
ところが、都留では晴れ間が見えてきました。
所どころで雨雲が発生しているようです。
渋滞に巻き込まれることも無く、3時半頃に無事に到着しました。
普段の2倍掛かったかな?
現地もまだ降ったり止んだりが続いています。
朝霧野外活動センターは立派な建物です。
4人一部屋で、二段ベッドが二つ。
合宿所のような感じです。
夕食付きで一泊2500円とリーズナブル。
車中泊よりはるかに快適です。
特にこんな天気の日は…。
もう風呂に入って、晩御飯も頂きました。
夜には交流会。ゲストランナーの佐藤光子選手、柳下大選手、望月将悟選手の話が聴けました。
トップの人達は、考え方もやることも格が違います。
館内は飲食禁止。
テレビも部屋にない。
すること無いから誰か404号室まで遊びに来て~。
でなきゃ、今日は脚を伸ばしてグッスリ眠れるので早く寝ちゃうよ。
明日の天気はどうかなぁ~?
開催の可否は明朝6時に最終決定されます。コースはロング、ミドルとも15Kmに短縮になりました。
↓これじゃしかたがないか?
距離短い分スピードアップできるかなぁ~?どんな状況でも頑張ります
こうなりゃ、ビショビショ、ドロンコ上等ダァーッ
朝霧トレイルのリザルトはすごいぞ! [ 朝霧高原トレイルレース]
先日の朝霧高原トレイルランニングレースのリザルトがHPに掲載されてました。
そのリザルト、タダモノではありません。レースに出ていない方も、是非見てみて下さい
コース別、年代別など幾つかありますが、私の出場したロングコース全体のデータは→コチラです。
単に、各自のタイム(ラップ、積算)や順位を掲示しているだけではありません。
区間順位や通過順位、LAP上位3人に対する相対値、ミスタイムなんてのも表示されています。オリエンテーリングの分析手法だそうです。
ここまで詳細に分析しているリザルトなんて今まで見たことありませんでした
ちなみに、ロングコースの年代別の集計結果における私の成績はこのとおり。さきほどの全体のものとは少し数値が違っています。
区間 | 累計 | LAP上位3人に対する相対値 | ミスタイム | |||
ST~CP1 | 24:21 | 40 | 0:24:21 | 40 | 133 | 0:31 |
CP1~CP2 | 38:35 | 34 | 1:02:56 | 34 | 133 | 0:45 |
CP2~CP3 | 34:25 | 33 | 1:37:21 | 33 | 131 | 0:17 |
CP3~CP4 | 20:40 | 35 | 1:58:01 | 33 | 134 | 0:41 |
CP4~CP5 | 59:52 | 30 | 2:57:53 | 32 | 136 | 2:41 |
CP5~CP6 | 24:31 | 14 | 3:22:24 | 28 | 125 | -0:59 |
CP6~CP7 | 41:52 | 34 | 4:04:16 | 28 | 144 | 4:11 |
CP7~CP8 | 9:11 | 28 | 4:13:27 | 27 | 136 | 0:26 |
CP8~CP9 | 22:46 | 30 | 4:36:13 | 27 | 143 | 2:02 |
CP9~GL | 30:38 | 27 | 5:06:51 | 28 | 128 | -0:33 |
28 | 28 | 134 | 11:33 |
ゴール順位は28位だが、区間順位ではCP1では40位、少しずつCP5までの登りで少し区間順位が上がり、CP6までの下りでは区間14位と下りに強いことが証明されました。その後は上がったり、下がったり。ゴール28位よりも早かった区間は2箇所しかないので、下りだけで相当稼いだことが分かります。
CP通過順位では、CP1で40位、その後じわじわと順位を上げて、後半ではもう順位変更はあまりなく28位でゴールとなっています。
LAP上位3人に対する相対値では、各区間で相対的に速いか遅いかが分かります。実感としては序盤遅かったと思っていたが、これを見ると、それほどでもないことが分かります。遅かった(ダレた)のは、CP7までとCP9までのなんでもないところ。確かに、思い起こせば、この辺は、辺りに人もいなくなって、なんとなく走っていたかもしれない。CP6までの下りはやっぱり早い。ゴールまでもまずまず頑張ってましたね。
ミスタイムとは、全体的な自分の平均よりどれくらい遅いかというかを示しているそうです。マイナスは自分でも速かった区間。CP7までの区間が、特に遅くなっていますが、ここでガーミン405の充電が心配だったので、バックをおろしてサンヨーUSBリチウムイオンバッテリーで充電作業をしてました。まあ、それだけではないとは思いますが・・・。
全体的に見てみると、序盤ややゆったりと入り、ほぼイーブンペースで走り、下りで一気に順位を上げ、終盤も粘りの走りで、じわじわと順位を上げている。っと言ったところでしょうか。
まさに、いつもの私のパターンですね。自分自身の走りの感覚とデータがマッチしているとは驚きです。
ガーミンの記録では、他の選手の記録との相対的な比較が出来ないので、とても面白いデータを公表してくれてとても感謝します。
レース後は、自分なりに満足していたが、データを見ていると、もっと頑張れたところがあることが分かると、すでに来年にリベンジする気持ちが高まってきます。
それにしても、朝霧野外活動センターは、いろいろな面ですごい
残念ながら、今日も残業で夜ラン出来ませんでした。月曜日までのミッションは完了させましたので、休日出勤は免れたので、良しとしましょう。
明日は、自転車でロングライドしてきます
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朝霧高原トレイルランニング≪レースレポートVol.3≫ [ 朝霧高原トレイルレース]
レポートvol.1とvol.2からの続きで、いよいよ、このコース最難間、竜ヶ岳への登りが始まります。コース地図はvol.2をご覧ください。
本栖湖手前のCP4を過ぎるとすぐに登りが始まります。ここまでは、ほぼフラットなコースだったが、ここから竜ヶ岳頂上までの約3.5kmで約500mを一気の登ります。
いわゆる登山道のつづら折れを一歩一歩コツコツと、しかし早足で歩きます。
木の間からちょっとだけ本栖湖が眺められました。
しばらく行くと、初めて景色の良い場所にでて、ここからは一面笹の道を歩きます。笹の葉が行く手を邪魔するばかりか時折アザミ(?)の葉が腕をこすると痛くてたまりません。未だに、腕には葉で切った傷が二本あります。
頂上はまだかなぁと思い始めた頃、右手にはさらに高い山につづら折れの道が見え、どうやら選手らしき人がポツポツ登っているのが見えた。ゲェ~、あそこを登るの~。
休憩小屋のある少し開けた場所で一息入れてから、再び気合を入れて登り始める。
標高が上がった分、涼しく感じ、吹くが風が心地良い。いつしか廻りはモヤっていて、雲が流れています。
見た目より登りはきつくなく、辛抱して歩けばすぐに頂上にたどり着きました。登り始めて約1時間でした。
気分転換にパワーショッツのワイルドビーン味を流し込む。大体、1レースで1本は気分転換用に携行しています。
頂上のCP5を過ぎると、あとは、ゴールまでは下り基調となるはず。そして、すぐに下り坂。
下りは、経験と勇気でスピードに差が出ます。急坂のわりには、難易度が低いこともあり、この下りでずいぶん抜いたと思います。1時間かけて登った高度も、24分で下山してCP6。
また、ここからはフラットになって、走りの区間が続きます。もう、前にも後ろにもランナーが見えません。
CP7まで、ずっと一人旅が続きました。
このあと、牧場の大草原を真っ直ぐと、遥か彼方に見えるCP8まで。この区間はやけに短い。
つり橋は、走って渡って良かったのだろうか。結構揺れているので、その揺れに合わせて走
らないと、ちょっと危ない。
最後のCP9で、飲み物の残量を確認して、最後の踏ん張りどころの枯れ沢の登りへ向かいます。
ここは、岩がごろごろ転がっている枯れ沢。足を踏み外さないように足元に気をつけながら、歩いて進みます。トップランナーは、こんなところも走っていくのだろうか。
そして、やっと舗装路にでると、センターまでの最後の登り。スピードは出せないが、しっかり最後まで走り続けます。
時計を見ると、ちょうど5時間。なぜか、私の記録は、ちょうどの時間を少し過ぎた時間になってしまう。
そして、5時間6分でゴール。
ゴール後、すぐに記録証が発行されます。ゴールしてすぐに冷房の効いた部屋で休憩できるのは嬉しい。
最後になりましたが、この大会は、野外活動センターが主催しているだけあって、エコにも配慮し、自然を大切にしながら楽しむというコンセプトが強く感じられた。大手スポーツブランドなどのスポンサーがいないので、派手さはないが、本当に自然を愛する人たちが、朝霧の自然を楽しんでもらおうと、一生懸命運営している感じで、とても好感が持てる。
大会関係者の皆様、ボランティアの皆さん、暑い中、有難うございました。来年は、是非、センターに宿泊させてもらって、前日のイベントから参加したいと思います。
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朝霧高原トレイルランニング≪レースレポートVol.2≫ [ 朝霧高原トレイルレース]
まずはコース地図のご紹介。9箇所のCPでラップを取らなかったの手書きになったのが残念です。
ショート(10km)はCP1で左折してCP8、CP9を回ってゴール。
ミドル(20km)はCP2で折り返して、後はショートと同じ。
ロング(35km)はCP2の先から反時計回りして竜ヶ岳を登って後は同じ。
地図の緑色部分が山岳地帯とすると、全体として山の裾野に沿って走っていることが分かりますね。
つぎは高低図。CP5の竜ヶ岳への急な登りとそこからの激坂下りが目を引きますね。
以上を踏まえて、スタートからレポートの続き。
原っぱをスタートして、センターまで駆け上がり、そこから、一部トレイル、舗装路を経て、国道139号を潜ってからが、本格的なトレイル。
スタート直後から、お腹がスッキリしない感じで、ペースも上がらない。CP1くらいまでは抜かれまくり。今日はよっぽど調子が悪いのかなぁという感じだったので、焦らずマイペースで行くことにする。
CP4までは比較的フラットなトレイルで、開拓した牧場の脇、雑草の中、森の中、ダート道、木道、つり橋、などバリエーションに富んだ東海自然歩道を本栖湖まで北上します。
シングル部分もあるが、渋滞は一切ありません。終始自分のペースで走れ、ストレスフリー。
時間が経つにつれ、気温も上昇し、バイザーのツバから汗がポタポタと流れ落ちる。
トレランレースでは、登りで歩く箇所があり、時には渋滞なんかもあって、なんだかんだと休みながら進むことが多いが、このコースはスタートからCP4までは、ほとんど走れるので、休む暇がなく返って辛かったりする。普段なら、渋滞で待たされるとイライラしたりするけど、今日ばかりは少しくらい渋滞があって欲しかったりする。わがままですね~。
エイドステーションでは、水、スポーツドリンク、バナナ、飴などがありました。エイドごとにコップ2杯~3杯とバナナ2個ぐらいを常に頂きました。エイドや所々には、女子高生らしきボランティアさんが大勢お手伝いいただいてました。暑い中有難うございました。
CP1とCP2の中間くらいでしょうか、早くもミドルの人が折り返して帰ってきました。さすがに早い。トレイルでも100%の力で走っている感じです。CP2までにすれ違った人の数が予想以上に少ない感じ。
序盤に追い抜いていった人達は、何処に行ってしまったの?ショートはそんなにエントリーがないし、みんなロングで先に行っているのか?
CP3くらいに来る頃には、周りに人も少なくなってきました。適度な間隔で、走ることが出来る。参加人数もこれくらいがちょうど良いんではないでしょうか。あんまりブログで褒めると来年は、エントリーが多くなってしまうのが心配。トレランは、大規模大会よりこじんまりとした方が、楽しく走れるでしょうね。
そしていよいよCP4からは、最大の難所の竜ヶ岳へ約500mを一気に駆け上がります。いや、歩いて登ります。
ここの難所は次回に持ち越します。
(Vol.3へ続く)
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朝霧高原トレイルランニング≪レースレポートVol.1(スタートまで)≫ [ 朝霧高原トレイルレース]
朝霧高原といえば、私が小学校の高学年で、ボーイスカウトの下のカブスカウトをやっていた頃、世界スカウトジャンボリー大会が開催された場所。日本全国、世界各国からやってきた大勢のスカウトでごった返していた印象があります。その時は、40年後にこの場所でトレイルランニングなんてスポーツをやるとは思いも寄らなかった。小学生がそんな先のこと考えるわけないけど・・・。
んなことはどうでもいい話し。さっさとレースレポート書き上げましょう。
前日受付もないので、前泊するか早朝行くか迷いましたが、朝霧高原は、河口湖ICからも結構距離あるし、初めての会場だったので、車中泊でゆっくり寝ることにしました。
前日は、午前中に姫たちと親子ラン。夕方になってから、出発。途中で補給食、飲み物、食事などを買出ししながら、会場に向かいました。
地図で調べると、会場近くには朝霧高原道の駅もある。この辺りの日帰り温泉は知らなかったが、キャンプ場もたくさんあるので、どっかにあるだろうと高をくくっていた。(これが失敗)
7時ごろ会場到着。途中、暗闇を一人で会場に向かう人を見つけて会場まで同乗させてあげました。前日のイベントとして、宿泊者限定で、招待選手による講演会が7時からあったので、話ぐらいは聞けるかなと、かすかな期待もあったが、すっかり暗くなってしまっている。
温泉や夕食も済ませていなかったので、あまり時間をとっていられない。後ろめたさもあり講演会は諦めて、温泉を探すことに・・・。
ところが、辺りを探すも全く見当たらない。それどころか、晩飯を食べる所も全くない。辺りは深い森だけ。これ以上探していても時間の無駄だと判断して、遠いけどお馴染みの富士眺望の湯ゆらりまで戻ることになってしまった。ここで先に夕食を済ませてから入浴。ゆっくり温泉を楽しむ間もなく、すぐに朝霧高原道の駅まで戻って11時ごろ就寝。それでも6時間は寝れます。
受付会場は、朝霧野外活動センター。宿泊施設もあり、参加者は2500円で本館か、250円でキャンプ場に宿泊できます。あまりに安いのでどんなとこかと思ったら、何の何の立派な建物でした。これなら車中泊ではなくて、予約してここに泊まるんだったと後悔しました。来年は絶対宿泊も申し込みすることにします。
受付開始は6時から。自分のナンバーカード確認してからセルフでゼッケンの入った袋を探してもらうだけ。それでも混雑もなく、スムースでした。仮設トイレがなかったのですが、そんなにトイレに並ぶことがなかったのは不思議。
タイム計測は、ツールドモンブランなんかで使っていた(?)ような、チェックポイントで各自がチップを装置に差し込むタイプ。初めて使いましたが、CPの都度、穴に差し込むので手間は掛かるものの、いかにもチェックしている感があって面白かったです。
曇り空とはいえ、相変わらず暑い。エイドがあるとはいえ、普段より大目にハイドレーションパックに1.5リットルのCCDとボトルに500CCのクエン酸&BCAAを持参しました。
スタートは8時。受付会場のすぐしたの広々した原っぱがスタートゲート。入り口で最初のチェックをうけます。
広い原っぱなので、最前列だけでも30~40mくらいあるでしょうか。どこにいても大してロスはありません。
招待選手の奥宮選手、横山選手、相馬選手が紹介されてから、スタートです。
(VOL.2へ続く)