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第5回美ヶ原トレイルラン&ウォーク≪レースレポVOL.2≫ [ 美ヶ原トレイルラン]

(VOL.1からの続き)

コース最高地点となる茶臼山からすぐ先は牧場となり風が吹きっさらしとなることから山頂手前で軽量シェルを着込んでおきました。

牧場内は歩行区間。トレイルは細いが踏み外すことはできない。
ここにも希少植物が生えています。
見晴らしのいいはずの牧場も辺りは真っ白。

第3エイド 山本小屋到着。
26km 5時間33分(予定5時間40分) 区間1時間17分

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美ヶ原高原もやっぱり真っ白。

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下りの序盤はガレた岩場。

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その後の下りは走りやすい飛ばせるトレイル。
とはいっても、並んで走っているとそう簡単には抜くことはできない。
別荘地帯の脇を抜けると樹林帯を切り開いたトレイル。

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そのまま林道、舗装路と町に近づいてきた感じ。
畑仕事の人に応援されてしばらく作業道を走って中山道に出るとそこは和田宿。
宿場町を感じさせる町並みが続く。
町に戻って安心して歩いている人もいるが、もうすぐエイドなので頑張って走る。

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第4エイド 和田宿到着。
39Km 7時間25分(予定7時間40分) 区間1時間52分

ここではおそばとそうめんが頂けます。
もちろん両方とも頂きました。

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ここをすぎると小さな峠越え。
高低差は200mちょっとと大したことないのですが、直登でなかなかの上りです。
この昔道も3年目となり以前よりだいぶ歩きやすくなっています。

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下りきると大門街道をくぐってしばらくは舗装路。
微妙に登り坂でなんとなく歩きになってしまう。
長い林道を控えてしばらく温存しようと自分に言い訳。

ロード約2kmのあとは緩やかな上りの林道が約8Km。
今回はストックを使ってパワーウォークで切り抜けるつもり。

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私と同じくらいのレベルの選手たちでは走っている人は全然いない。
したがって速いペースで歩いていればそれほど抜かれることはない。
事前に作った行程表では次のエイドは53km地点。
残りの距離を確認しながら、ボトルの水の量を気にしてチビチビの節約気味に飲んでいた。

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回りの選手とも「長いですね~」、「もうすぐエイドですよ」と話しながら進んでいた。
もうエイドに着くころだと思っていたところに誘導員の人から表記ミスがありエイドはもう5km進んだ地点だと知らされた。

あってはならない主催者側のミスだ。
去年までのエイドの場所を変更していたのだ。
ここで一気に心が折れた感じ。残りの水も丁度なくなりかけていた。
冷静に考えれば、関門時間よりも相当早くにエイドにつくことになるのだから、おかしいことに気がついても良かったのかもしれない。
しかし、こういう時には頭の回転も鈍っているので全く分からなかった。
牧場内をぐるっと回ってからエイドなのだが、一気にペースが落ちたらしく、林道ではそれほど抜かれることが無かったのにここにきてどんどんと抜かれてしまう。
関門時間には余裕で着くかと思ったのに、この5kmプラスされたことで、一気に余裕がなくなった。

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意気消沈して何とか第5エイド 長門牧場到着。
58km 10時間49分(予定10時間40分) 区間3時間24分。

すっかり元気も無くなっていたが、このエイドに食べるものが何もなかった。
相当ヤバい気がした。
時間的な余裕もあまりないと思っていたので、とにかく歩きでもいいから前に進むことにする。
牧場を抜けるところまでは登りが続くことは分かっていた。

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牧場の上りをトボトボと歩いているとまたどんどんと抜かれていく。
ややハンガーノック気味な感じで足元もフラフラするようだったので、牧場区間を上りきった鉄塔に腰かけて休憩をとることに。
ここから先は走れる区間。
この状態のままで突入したとしても走れる気がしないし、もちろん楽しめるわけがない。
持参したありったけの補給食をあれこれパクついて体力の回復を期待する。
その間も目の前をどんどん選手が通り過ぎるが、ここからしっかり走れれば関門には十分に間に合うはずなので焦らない。
その時はしっかり休んだつもりだったが、今改めてログを見るとたかだか3分くらいしか休んでなかったようですね。
さすがに食べてすぐに吸収されるはずもないが、走っているうちに元気になってくれるだろうと走り出す。
今思うとこの休憩(補給)はその後に相当有効だったようだ。ヤバいと思ったらガッツリ休んで、しっかり補給した方が全体としては良い結果につながることを再認識。

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ここからは平坦な林間コースになり気持ちよく走れる区間が続く。
このコースの中でも個人的に特に好きな区間だ。
泥の状態も思ったほどではなく走りやすい。
しばらくすると案の定、牧場区間のダメダメな状態から復活してきた。
良かった~。

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よ~く、考えると、さっきの区間が5km余計に長かったとすると、この区間は逆に5km短い計算になる。
16Kmだと思っていたこの区間は11kmで次のエイドにたどりつける。
相当近い感じがします。そう思うと余計元気になる。

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女神湖で毎年恒例となっている前橋トレラン部の私設エイドでかき氷を頂きました。
いやーさっぱりして最高でした。ほんとに生き返った感じ。有難うございます。

予想外で車両が入ってドロドロとなったところ、いつものように逃げようのない一面泥沼となっているところと、やっぱり最後まで泥からは逃れなれないけれど、体力も回復してきたので気分は上々。

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大門峠への急登もズルズルではなかったので想定内の時間(20分)でクリア。

第6エイド到着。69km 12時間52分(予定13時間10分) 区間2時間3分
ここまでくれば完走は見えてきた。みんなの顔も安堵の色がうかがえる。
何とか明るいうち(午後7時)にもゴールできるかもしれない。

殿城登山口まではほぼ平坦。以前は疲れていてあまり印象が残っていないが、この区間も走れていい感じのトレイルでした。
登山口からは最後の試練となるの300m程の上りが始まる。

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もう慌てず騒がずじっくりとかみしめて登る。
尾根まで上り詰めると再び高原の景色が広がる。
日も傾き始め吹きっさらしは少し肌寒い。

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この辺りも青空だとほんとに気持ちが良いところ(のはず)なんですが残念です。

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尾根の上り下りをこなしてゲレンデ最上部までくればあとは朝登ってきたゲレンデを一気に下るのみ。

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飛ばしはしないけど、それなりにきちんと走って下る。

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もうゴールでは照明が点灯していますが、ライトはなくても十分走れる明るさ。

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ゴ~~~~ル!!!!
80km 15時間11分(予定15時間20分) 区間2時間19分。

概ね予定通りのペースで完走できました。
泥の箇所も沢山あったけど、全体を通して走りやすいし、(今回は十分楽しめなかったけど)景色は良いし、とてもいいコースだと思います。
来年こそは澄みきった青空を期待したいですね。

PS ゴール後にいただいたと汁ものがめちゃくちゃ美味しかったです。
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大会関係者、ボランティアの皆様、有難うございました。
沿道の住民の方々、応援有難うございました。
また、来年お会いしましょう!!

最後までご覧いただいて有難うございます。
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