第5回美ヶ原トレイルラン&ウォーク≪レースレポVOL.1≫ [ 美ヶ原トレイルラン]
平成27年7月4日開催された第5回美ヶ原トレイルラン&ウォークに参加してきました。
会場は長野県長和(ながわ)町にあるブランシュたかやまスキー場。
80k、45k、14k、8kウォークの部があります。神流マウンテンラン&ウォークと違ってホントにウォークの部があるんですね(笑)
大会HPのコース図及び高低図のリンクを張っておきますので参照ください。
累積標高についてはHP等では公表されていませんが、ガーミンの記録では3,778mとなってました。
最大高低差は約1,150mくらいです。
80kの制限時間は15時間。エイドは6ヵ所。関門は4ヵ所ですが、予備関門が2カ所あります。
早速大会HPに出走者数及び完走率が公表されました。
80k 出走者数678名 完走者数468名 完走率69.0%
45k 出走者数351名 完走者数339名 完走率96.6%
14k 出走者数268名 完走者数267名 完走率99.6%
去年は雨の影響で80kの完走率は59.9%だったので、去年と比較的して走りやすかった今年はその分完走率が高くなりましたね。
それでも完走率は比較的には低い方でしょうか。
私は80kの部に出場。3年連続の参加です。
受付は前日のみ。
参加費に大会協力金として3,000円が含まれており、指定宿泊先に宿泊すればその分が宿泊費の一部に充当されます。
つまり絶対ではないけど宿泊するのが前提ということです。
大会開催に協力していただいている地域に貢献したけど、ここんとこ連戦して出費もかさんでいるため今年は協力金のみとさせていただきました。申し訳ありません。
ウェアや装備は基本的に前回のスパトレイルの時と天候、距離などがほぼ同条件なので概ね変わりはありません。(ちょっと端折りますので詳しくはそちらをご覧ください)
違うのは完全な雨仕様として防水ソックスを追加しました。
シューズはぬかるみ仕様のサロモンのフェルクロスにするかギリギリまで悩みましたが、結局、前回グッドだったブルックスのカスケディア10にしました。
それともうひとつ。この大会は全区間ストック(ポール)使用可なので、ブラックダイヤモンドのウルトラディスタンスにキャップを付けて使用しました。
初めてこの大会に出られる人がいたら、ストックは非常に有効なので是非使用をお勧めします。
トップレベルの走力がある人は別かもしれませんが、完走を目指す選手なら余計だと思います。
使用禁止の大会の方が多いので大会で使用する機会は少ないですが、使用可能であれば積極的に使用していいと思います。ハイカーだって大勢の人が使っていますしね。
その場合でも自然環境への配慮はもちろん必要です。
通常の上りにおいては脚の負担の軽減にもなるし、平坦路での歩きやランでも推進力を補助してくれます。
下りにおいてもバランスをとるのにも役立ちます。(この場合は全体重をかけるような負荷はかけないように)
今回もズルズルの路面で滑ってしまうような状況でもスキーのストックのようにバランスを取りながら安定的に下ることが出来ました。
ちなみに、以前にストックの使用レポを書いていますので→こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
朝は午前4時スタート。
午前2時に起床して会場駐車場に移動してから支度します。
トイレに並んでいるうちにスタート5分前に。
スタート位置まで走って行ってなんとか間にあいました。
まだ夜明け前。ヘッドライトを点けてスタートです。
まずはスキー場のゲレンデを駆け上がります。
いつもの通り前半はゆっくりいくつもり。(後半もゆっくりですが。。。)(笑)
気持ちをゆったりと言って方が良いかな。先が長いのでガツガツいかない。
終始マイペースを貫く感じですね。
去年まではゲレンデトップまでは暗かったが、今年は開催時期が早まったことから夜明けが早く、ゲレンデ途中ですっかり明るくなった。
これならヘッドライトなしでスタートしても良かったかもね。
前方には選手の隊列が長く伸びていましたが、途中で振り返って見ると選手はまばらとなり、最後尾までには百人くらいしかいないようでした。
相当後ろからのスタートとなったようです。
まぁ、順位は関係ないし、自分のペースで完走さえすればいいんですから焦りはないです。
ゲレンデトップ(3.6km)まで43分。
分水嶺にはいるとトレイルは完全なシングルトラックとなり、一列に並んでほぼ歩きの状態。
ここからは山の稜線をしばらく進みます。
遠くは白いけど、この辺はまあまあ、気持ちがいい景色を楽しめた。
八島ヶ原湿原の手前からは作業道の下りとなります。
この先は自然保護のため通れないようです。
この作業道の下りは黒土のグチャグチャです。
滑ることを前提に、まるで富士山の御殿場ルートの大砂走りのようにザックザックと走ります。
もうすっかりシューズは泥だらけ。そりゃしょうがないわな。
泥地帯を抜けるとしばらくは走れる林道になる。
ようやく普通にランニングができます。
でもまだ序盤。ここはいい気になって飛ばしてはいけません。
自分の調子を確認しながらウォーミングアップ。
沢を一本越えて、ひと山越えると第1エイドの和田峠。
14Km 2時間40分(予定2時間50分)
コーラを頂くが、バナナは早くに仕入れすぎたようで、すでに黒い斑点が出ていて熟しすぎてて美味しくなかった。残念。
いつもは食べ物はバナナを主力に補給しているが、この日は、このバナナをあまり口にしなかった。
そのせいか、その後、いつもより空腹感を感じたり、ハンガーノック気味になってしまった。
このエイド過ぎると第1の山、三峰山まで登りが続く。
といってもそれほどきつい上りでもない。
頂上まで辿り着いてもやはり景色は真っ白。
下りは下りでぬかるみでちょっと時間が掛かる。
しかし、去年を経験して経験値が上がったのでそれほどいやでない。
下り切ってビーナスラインをしばらく進むと第2エイドの扉峠。
21km 4時間16分(予定4時間30分) 区間1時間36分
ここはウォーターステーション。ペットボトルの水をもらえます。
実は今回ボトルを持ってくるのを忘れてしまったので、ここでもらったペットボトルはゴールまで使い回しました。
(会場のテナントで1本だけボトルを買ってました)
エイドからはしばらく急登が続く。
息を整えてじっくり進む。遅れをとらないようにしっかり前についていく。
高度があがるにつれて周りの景色が変わってくる。
とても雰囲気が良い上りだ。
このままコース最高峰となる茶臼山まで。
雨はないけど、折角の展望は真っ白なもやに包まれて眺めることはできません。
心の目で雄大な景色を感じます。
いつになったらここからの景色を見せてくれるのだろうか。
もう、こうなったら見せてくれるまではこの大会に出続けてやるからな!
山頂のコースマーシャルがここでは余り休まない方がいいよ。と選手にアドバイスしていた。
風が冷たいこともあるし、なにより、この先すぐに牧場地帯となり、その区間はラン禁止。歩行区間だからだ。
歩きながら休憩できるからね。(制限時間の迫っていることもあったのかな?)
(VOL.2に続く)
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