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ふれあいの道(高尾~桧原)トレイルランの試走 [トレイルランニング(山遊び)]

この連休は皆さんそれぞれ秋の行楽、レースを楽しまれましたでしょうか?
私は11月にはレースエントリーがなく、完全に目標を失って、休日はグータラしておりました。
したがって、秋も深まり、紅葉も終わりの時期だというのに、未だに山に遊びに行っておりませんでした。

しかし、一度くらいはお山に行っておこうということで、12月6日に開催されるふれあいの道(高尾~桧原村)トレイルランのコースを連休の中日に試走してきました。

この大会に出場するのは初めてですが、大会コースのほとんどは走ったことがある場所なので、コースのイメージはだいたいつかめています。
しかし、スタート地点から高尾山口付近までは通ったことが無い道だし、このコース全体を通して走ったこともなかったので、事前に走っておくことにしました。
一応、紅葉狩りを兼ねてはいたんですけど、残念ながらこのコースは葉の色づきが悪いようで、そのうえすでに見頃は過ぎていて、良い色の紅葉には出会うことが出来ませんでした。

大会会場は高尾駅北口から徒歩10分くらいの都立陵南公園。
実際のスタート位置は駅反対側の南口から徒歩5分くらいの登山道入り口です。
当日は受付後各自でスタート位置に移動して漸次スタートのようです。
でも、念のため大会会場の場所とスタート位置までの道を確認するために陵南公園へ立ち寄りました。
会場へ向かう途中の街道の銀杏並木はちょうどいい感じでした。
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野球場がメインの小さな公園ですが、さすが都立公園だけあって管理が行き届いています。
ちなみに、会場にはトイレが2ヵ所。それぞれ男子用は大2、小3。
多分、仮設はないので全員ここで用を済ますはず。
スタート位置までの間には、コンビニが2軒あるが、1軒にはトイレが無く、それ以外に公衆トイレは見当たらなかったので、並んででも会場で済ませた方がいいでしょう。
会場からスタート位置までは徒歩15分はかかります。

寝坊したうえに、会場視察もしたせいで、スタートしたのは9時半を回っていました。
大会コースは約42kmなので、ざっくり8時間掛かったとすると17時半。
もちろんヘッドライトは持って来ているが、なるべく暗くならないうちに辿り着きたいが、ちょっとギリギリかな。

スタート場所は住宅街の隙間にある登山道入り口。
本番ではここからタイム計測が始まります。
一斉スタートではなく、一人一人随時のスタート。
今回の計測はオリエンテーリングで使われるSIシステムで、スタートも各自パンチしてから計測されるので順番にスタートする感じになるのでしょう。
ちなみに制限時間はスタート時刻にかかわりなく設定されているので、余裕がない人はなるべく早くにスタートした方がいいでしょう。(だれでも早くにスタートしたいでしょうけど・・・)

地元の人でもこんな所に入り口があるなんて知らないんじゃないかと思うくらい目立たない。
登りはじめても、ここがトレランコースかというくらい細くて荒れてます。
散歩の人でもちょっと足を踏み入れてすぐに引き返してしまいそうな感じ。

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住宅街とフェンスを挟んだトレイルをしばらく進む。
もう山のトレイルの脇まで住宅が迫ってきた感じ。
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住宅街を離れるとやっとトレイルらしくなる。
小さな上り下りが繰り返されているうちに高尾山口駅からの上りと合流する。
ここからは何度か走ったことがある南高尾稜です。(これは正式名称なのかな?)

向かいの山には高尾山のロープウェイのラインが見えます。
下の方からは高尾山口のハイカーたちの喧騒が聞こえてくる。
どうやら、アナウンスで「ケーブルカーは1時間待ちです」と叫んでいるようです。
秋の行楽シーズンの三連休ですから、高尾山はいつにもまして混雑しているようです。

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こちらの南高尾山稜は、いつもなら人に会うことも少ない静かなコースですが、さすがに今日ばかりは物凄い数の人と会いました。

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その後も上り下りが繰り返され、久し振りの山で、すでに太ももとふくらはぎは悲鳴を上げていました。
こんな序盤でこの調子では、今日の予定の行程はとても無理そうな感じ。

城山湖を見下ろした感じは秋らしくていい雰囲気でした。

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大洞山まではずっと上り基調で、そこから一旦大垂水峠まで下りとなる。
ここが第1関門となっています。関門時間は午前11時、スタートから3時間30分。
この日のタイムは2時間20分。(余裕があるようですが実はそうでもないんです。)

これが今日精一杯の紅葉です。

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大垂水からは難関の上りが待っています。
登りはじめてすぐの九十九折れを過ぎると急こう配の直登第1弾が現れます。
しばらく広いトレイルを走ると今度は城山までの直登第2弾です。
これを登り切ると高尾~陣馬のメインストリートに合流。

城山山頂は物凄い人出で、テーブルは満杯で、座るところが無いくらい。
私は休憩するわけではないので、そのままスルー。
大会ではこの辺りにエイドがあるはずです。

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小仏峠まで下ってからは、景信山まではほぼ上り。

あっ、この大会では原則巻き道は使用禁止。
まき道使っていいのは、景信山、堂所山、陣馬山の3ヵ所のみ。
今回は、試走なので全部まき道を走ります。
当然景信山も巻くつもりだったけど、人が多かったせいか見逃していつの間にか山頂へ。
ここもものすごい人の数でした。
逃げるようにそのままスルー。

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そこからは、ほどほどに走れるはずなのですが、この日ばかりはあまりのハイカーの多さに走るのは相当肩身が狭い。
後ろから追いついては速足で追い抜いてから走り、すれ違いでは歩いて通り過ぎてから走るという感じ。
人がいないところを数メートル走っては、しばらく歩きの連続でした。
すでに疲れていたので、歩きでちょうど良かったけど。。。

陣馬山は巻いて良いことになっているが、いままでこの山を巻いて抜けたことが無いので、何処がまき道なのかよく分からなかった。
丁度お腹も空いていたので、山頂で温かいうどんを頂きました。
もう山頂では温かい食べ物が嬉しい季節です。

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風が冷たいが、日向は暖かった。
しかし、この先は北側斜面だし、陽も傾き始めるので、薄いシェルを着込んでコースに復帰する。

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急な下り階段を一気に駆け降りるとすぐに和田峠。
第2関門です。関門時間は午後1時30分、スタートから6時間。
この日のタイムは4時間40分。

ここからは、いま下った分以上の上りが待っています。
醍醐丸までは延々と上りが続きます。
とはいっても、今回は醍醐丸は巻きましたけどね。ここきつそうだな。

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醍醐丸からはハセツネコースと同じです。
連行山までは途中で足を止めるくらいのきつい上りが続きます。
もうすでに脚は疲労で限界の状態です。
もう頭の中には浅間峠からエスケープする選択肢がすっかり出来上がってます。
いろいろなパターンでその後の距離や時間、行動計画などを計算していました。

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生籐山(巻きましたが)、三国山、熊倉山とすぎると浅間峠までは少しの辛抱です。

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第3関門となる浅間峠の制限時間は午後2時30分。スタートから7時間です。
この日のタイムは6時間40分でした。
この時すでに午後4時半過ぎ。そろそろ暗くなってきています。
ここからゴール地点まではざっくり2時間30分かかるとすると、到着は午後7時。
最終バスには乗れるけど、数馬の湯に入る余裕はなさそうです。
スマホで調べると、これから上川乗まで下るとちょうどいいバスに乗れそうです。
心と脚に相談したところ、ここからエスケープすることに即決となり、善は急げと即行で下山開始。
途中で暗くなってきたので、ヘッドライト点けながらも、約20分でバス停に到着。
丁度ぴったりにバスに乗り込むことが出来ました。
数馬の湯に入る気満々でスタートしていたので、温泉に入らずにはいられず十里木でバスを途中下車して、瀬音の湯に寄ってきました。

さて、今回は全区間の試走が出来ませんでしたが、浅間峠までで6時間40分かかってしまいました。
そこから数馬の湯まではざっくり2時間30分かかるとするとゴールは9時間10分。
今回は、まき道を利用したことを考えると、このペースで制限時間の9時間をクリアするのはきつそうです。

特に、和田峠から浅間峠の制限時間の設定が1時間となっていますが、私の試走では2時間掛かっています。
つまり、和田峠を制限時間ぎりぎりで通過しても浅間峠の関門にはとうてい間に合いません。
しかも、浅間峠からゴールまでの制限時間も2時間設定ですからこれも結構きつい時間と思われます。

ゴールの制限時間9時間で完走するためには、逆算してみると、
ゴール9時間、浅間峠6時間40分、和田峠4時間20分、大垂水峠2時間10分という感じになりますでしょうか。
大会設定の制限時間は無視して、これくらいの制限時間のつもりで想定していないと完走できないと思った方がいいでしょう。
もとろん概算ですので、途中でオーバーしたからといって諦めずにゴール目指して、挽回すれば完走は出来ますので、頑張りましょう。

私の目標は、このタイムに各区間で10~15分づつの貯金を作っていき、ゴールタイムは8時間を目指したいと思います。(ということは、ざっくり各区間2時間×4=8時間)
って、あと2週間もあるのに目標宣言早すぎたかな?
もう少し、検討して変更するかもね。(笑)

まだ少しありますが、大会出場される方宜しくお願いします。
大会までもう少し頑張りましょう。もちろん本番も頑張りましょう!

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コメント 4

liang

試走お疲れさまでした。本番も晴天だといいですね。
イチョウ並木もモミジも見事~~
harleyさんの記事を読んでいると、お山の温泉に入りたくなります。

by liang (2014-11-26 08:39) 

JUN

温泉レポを期待してたのにいいい!
でも素敵なコースですね。
スタートのこじんまりした感じだとエントリーもかなり狭き門でした?
by JUN (2014-11-26 16:35) 

harley

>liangさん
厳選された2枚だけでしたが。。。
私はゴリゴリ整体とか行ってみなくなってます。
by harley (2014-11-30 13:34) 

harley

>JUNさん
エントリーは広く、スタート狭く、完走も狭そうです。

セクシー美女の画像はありませんが、
温泉名は  秋川渓谷 瀬音の湯です。
泉質は   アルカリ性単純硫黄温泉です。
湯温は  40~42℃です。
効能は  筋肉、関節の慢性の痛み(腰痛症など)、疲労回復などです。


by harley (2014-11-30 13:46) 

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