第2回スリーピークス八ヶ岳トレイル《レースレポVOL.1》 [ スリーピークス八ヶ岳]
第2回スリーピークス八ヶ岳トレイルが平成27年6月8日に山梨県北杜市の三分一湧水館をメイン会場として開催されました。
38km(One Pack Line)と24km(Attack Line)のトレイルランのほかにも前日と当日に色々な催し物が開催されてました。(らしい・・・・・)
この大会のコース(38K)は、距離的にはやや短めのミドルのクラスになると思いますが、最大標高差は約1,400m、最高標高は約2,500mと森林限界を超えているエリアも含まれていて、スカイランニングと呼ばれるカテゴリーに属する大会になります。
今回ガーミンの計測を失敗してしまい累積標高のログが正確ではありませんが、おそらく2,250mくらいだと思います。
また、登りは直登が多く(つづら折れではない)、ゴツゴツした岩だらけの下りも含まれていることから、距離だけでは計り知れない厳しさもあります。
トレイル率も非常に高いです。
受付は前日。
前日の大雨による道路の通行止めによる大混乱については、大会前の記事でご報告の通り。
午前11時過ぎに家を出て、なんとか午後4時過ぎに到着し、コース説明会には途中から参加。
その後受付、準備、食事を済ませてから、近くの道の駅に併設されている日帰り温泉、延命の湯へ。
そのままそこで車中泊。
夜中にも雨が降っていましたが、当日朝にはすっかり止んでました。
もちろん、雨の車中泊でも熟睡。
会場の駐車場がいっぱいになると徒歩10分の駐車場になってしまうらしいので、絶対に会場の駐車場を確保しなければならないので、早めに起きて移動。
会場に着くと最初に目に飛び込んできたのは、でっかい富士山。
天気を心配していたので、この富士山を見た時には感動しました。
そして、八ヶ岳。
今回はふくらはぎの肉離れという故障からの本格な復帰戦。
5月にウルトラを走ってはみたもののまともに走れてはいませんし、普段のトレーニングも、山トレも全然できていません。
完全なる練習不足は間違えない。
考えてみれば、トレランの大会参加も去年12月の武田の杜以来じゃないですか?
今気が付いてびっくりしました。
そんなわけで、まだまだ万全な体勢での参加ではありませんが、ふくらはぎを気にせず走れるだけマシです。
初めてのコースを楽しんで、故障、ケガなく完走できればOKです。
朝7時にスタート。
舗装路を抜けるとすぐにトレイルへ。
ここは遊歩道なのかな。
そして棒道と呼ばれる不思議な感じの広くて真っ直ぐの緩い上り。
スキー場のゲレンデのように幅広に森が伐採されて、防火帯のような道です。
後になって調べてみましたが、武田信玄が信濃国に進軍するために作らせた軍用道路であるとするなど諸説があるようです。
走っている時に知っていればひと味違ったことでしょうね。
最初こそ走れましたが、微妙な上りにだんだんと歩きが多くなります。
この道が約6kmまで、地味~に登っていて、ジワジワの斜度がきつくなっていく感じ。
コース図で分かってはいましたが、最初からずっと登り続きでつらい。
見通しが良いので先は見えるし、景色も変わらず、精神的にこういうの辛いです。
走れればいいんでしょうが、思うように走れないから余計かな。
ちょこっと舗装路に出ると富士山が見えるビューポイント。
そのまま編笠山までの急登へと続きます。
斜度がきつくなるとすぐに息が上がる。
歩きのペースもまったく上げることが出来ない。
今日はふくらはぎには問題なかったのに、山の登りをやっていかったせい、登りの筋力が全くできていませんでした。
登りが全く思うように進めない。
すぐに息が上がって、脚に力が入らない。
体力不足を実感します。
いきなりヒーヒー言いながらようやく編笠山山頂。約8Km。
山頂から1kmほど下ると、第1エイドの観音平。
スタートから約9km地点、1時間30分で到着。
エイドには、バナナ、チョコ、レーズン、塩飴、バームクーヘンなどがあったかな。
飲み物は、なんとMATCHが飲み放題でした。
これ普段から結構好きで飲んでいるので、個人的にはすごく嬉しかった。
炭酸というコーラしか置いてないけど、たまにはいいですね。
ここを出るとひたすらの登りが続く。
相変わらず登りは全くダメダメです。
普段なら前の選手について、機会があれば抜いていく感じなのに、今日は前に着くことが出来ない。
ジワジワと引き離され、後ろの人にパスしてもらう。
きつくなると何度も立ち止まっては休憩してしまうありさま。
しかし、とてもいい感じの森なので、全身で自然を感じることが出来る。
ゆったりと、森を楽しみながら登ることにします。
このまま黙って登り続けます。
だんだんと高度を上げていきますので、森の変化をお楽しみください。
だんだんと木の丈が短くなってきました。
山頂分岐の直下では大きな岩場がありますが、それほど危険度はないが、上るには辛い大きさだ。
そしてコース最高峰三ツ頭に到着。スタートから3時間22分。
長く、苦しい上りもここまでです。
後は下るのみ。
ふくらはぎは回復しているので、快適に下れるはず。
天気はあいにくの曇り空。
それでも、降らずにいてくれるのは嬉しい。
ここからの景色は来年以降のお楽しみにとっておきます。
(VOL.2へ続く)
最後までご覧いただいて有難うございます。
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富士山、圧巻!
スカイランニングていうジャンルがあるんですね。
by liang (2014-06-18 07:41)
雲が多いけど、朝の空気感が漂っている富士山もいいですね。
by harley (2014-06-19 11:27)