第20回奥武蔵ウルトラマラソン≪レースレポ≫ [ 奥武蔵ウルトラマラソン]
平成25年7月28日(日)、埼玉県毛呂山町の毛呂山総合公園を会場として開催された第20回奥武蔵ウルトラマラソンに参加してきました。
この大会には初参戦。
ほんの1~2年前までは、こんな真夏にウルトラマラソンなんて走る物好きな人達がいるんだなぁ、なんて自分とは別世界の催しと捉えていたけど、いつの間にか、というかとうとうその物好きな人達に仲間入りしてしまいました。
確かにものすごく暑いし、起伏も激しくきついコースではあるけれど、主催しているスポーツエイドジャパンの素晴らしい大会運営や往復ですれ違う選手同士のふれあい、など普通のロードレースやウルトラマラソンとは違った雰囲気の大会でした。
まさにウルトラの真夏の祭典!!
コースは起伏のあるロードの78km。
毛呂山総合公園~阿諏訪林道~滝ノ入林道~鎌北湖~奥武蔵林道~丸山林道~野外活動センター分岐点(折返し)~丸山林道~奥武蔵林道~鎌北湖~毛呂山総合公園
今回、ガーミンのオートストップ機能を掛けたまま走ってしまったので、途中24分もタイマーストップしてしまい正確な時間を計測できませんでした。
多分、距離もだいぶ違うと思いますが、ガーミンデータでは距離74km、累積標高1885mとなってます。
大会前日になって、何時ごろ家を出ればいいのか路線検索したら、始発でも間に合わないことが判明。
スタート、ゴールが同じなので車で行くことにして、経路検索したらわずか1時間足らずで行けました。
車の方が全然早く行けるので問題なし。
それにしても前日に調べるなんて相変わらずのいいかげんぶりでしたね。
スタートは午前7時。制限時間は12時間(途中5つの関門での制限時間もあります)
コースの途中には26カ所ものエイドステーションがあり、途中1ヵ所(往復すると2カ所)にスペシャルドリンクを置いてとくことが出来ます。
エイドがたくさんあり、しかも内容も充実しているので、ドリンクや補給食を持つ必要もないので、バックパック、ウエストポーチ、ボトルも持たずに手ぶらで走りました。
バイクウェアのように背中ポケットのあるシャツに、スティックBCAA6本、塩飴4個、ベスパハイパープロ1個を入れておきました。
全部消費しましたが、やはりジェルくらいは持っていた方が良かったですね。
完全ロードのレースは青梅以来。しかも、ちゃんとしたロードシューズを履いたのは7か月ぶりでした。(カビは生えていませんでした)
今回は初参戦なので、目標タイムの設定が難しい。
平坦のフルとは違って、起伏があるのでどれくらいで走れるのかは未知数。
事前にhimeさんの情報から9時間を目標としましたので、平均ペースはキロ7分弱を目途とします。
コースの序盤は、毛呂山町の市街と山間部の中間くらいを周回します。
土地勘もないし、コース地図も調べていないので、どこをどう走っているのかさっぱり分からなかったけど、いつのまにかさっき走っていたところを走っていたり。
途中では数年前にデイキャンプで来たことのあるゆずの里オートキャンプ場の脇を通って驚きました。
比較的平坦な部分が多い。
平坦部分はキロ5分30秒、走っての上りキロ6分~7分、歩きがはいる上り8分くらいのペース。
久し振りに真面目にロードを走ったけど、それなりに走れている。
ちょうど9時間くらいのペースかな。
鎌北湖(22km)に戻ってくるといよいよ奥武蔵グリーンラインの上りが始まります。
ここからのコースは、秋に行われる奥武蔵グリーンラインチャレンジ42.195kmという大会と同じコース。
何度か走っているし、コースのイメージは出来ている。
折り返しの県民の森までは小さな上り下りを繰り返しながらの基本上り調子。
エイドの間隔が狭いので、当初はひとつ飛ばしでよればいいかな、と考えてたけど、暑さのせいでついつい吸い寄せられる。
水分補給もそうだが、大きなポリバケツからひしゃくで頭から水をかけてもらえるからです。
エイドにある飲み物は水、スポドリ、コーラ、お茶、オレンジJ、グレープJ、アップルJ・・・。
食べ物はバナナ、グレープフルーツ、オレンジ、メロン、キウイ、おにぎり、スイカ、そば、おかゆ、おしるこ、枝豆、豆腐、アンパン、ハムロールパン、塩飴、梅干し・・・。
とにかくすごいんです。
大きな氷までもらえて、帽子に入れて頭を冷やしながら走れます。バイザーにしなくてよかった~~。
こうなると毎回寄らないわけにはいかないんです。もう、食べ放題、飲み放題のバイキング状態。
食べすぎ、飲みすぎに注意しながら次のバイキング兼シャワーを目指します。
ずっとこの繰り返しだったような・・・。
上りはなるべく走るけど、あんまり無理しすぎない程度にとどめ、下りも脚を使いすぎない程度にあまりガンガン下らない。
ウルトラだからこれでいいんだと言い聞かせて出来る限り安定したペースで走ることを意識する。
って、最近、攻めた走りは全くやっていないような気がします。
自分の可能性に蓋をしているというか、最後まで走ることを重視するあまり、途中セーブしすぎているかもしれない。
どうしても距離が長いと心配になるんですよね~。やっぱ完走したいし。
最近、終盤失速していたせいもあるかな?
よく、序盤に突っ込み過ぎて後半潰れたぁ、なんていう人もいますが、それが出来る人がある意味羨ましい。
コース自体は変化はそれほどなく、写真もありません。
ただひたすら淡々と走る。この展開は、前回のおんたけと景色と路面は違えど同じかな。
いくつかの峠を越えながら、折り返し地点を目指す。
途中からは折り返してきた選手とのすれ違い。
お互い声を掛け合ってすれ違います。
しかし、写真はエイドの食事ばかり。
ほんとは、エイドで水かけてくれる女性たちが水着やらなかなかセクシーな格好していたんですが、なかなか写真撮るのもはばかれてまして唯一撮ったのはこれだけ。
ようやく折り返しの県民の森に到着。46.6km地点、時間は12時40分。タイム5時間40分。
残り30kmちょっと。やはり9時間くらいのペース。
ここのエイドではかき氷が待ってました。
折り返せばあとは下り基調。・・・・・のはずだが、上りもしっかりあります。
後半もそれほどペースを崩すことなく走れてましたが、
顔振峠のスタッフの人がいまなら9時間切れるよと教えてくれてがぜんやる気になった。
ギリギリの感じだけど、最後までしっかり走れば必ず切れると信じて折れずに頑張る。
顔振峠先の上り坂2カ所がきつかったが、それを過ぎると後は下りのみ。
といっても、この下りも長く、疲れた足にはこたえてきた。
しかし、周りの人もしっかり走っている。
最後のエイドもしっかり寄って、こちらの方も悔いの無いよう頂きました。
さすがにウルトラの猛者が集まっている大会だけのことはある。
おそらく、誰もがあちこちのウルトラマラソンを走っているすごいランナーなのだろう。
ウルトラとしてのレベルが高い選手が多い大会のような感じがする。
誰もが余裕があるように見える。
周りの選手に負けてはいられない。
最後までしっかり走らないと!!
最後の平坦路に来ることには9時切りは間違えないと確信。
ついつい歩きたくなる衝動にかられるが最後まで意地で走り通しました。
ゴールタイムは8位間51分。
総合319位。年代別80位。
たっぷり汗かいたので、ふくらはぎでさえこんなに塩が噴出してました。
久々のロードのウルトラだったので、脚にも相当きましたが、ランナー同士の触れ合いや充実したエイド、走り応えのあるコースととてもいい大会でした。
やっぱり来年も出るようかな。
その時は8時間30分を目指すことにしよう!
最後に大会関係者、ボランティアの皆さん、ご馳走さまでした!!
お腹はパンパン、脚もパンパンです!!
最後までご覧いただいて有難うございます。
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水着エイドがあれば夏の78kmも走れそうです。
エイドたくさんあるんですよね。
by sally (2013-08-02 10:24)
すごいエイドの充実さ!
水着のおねいさんまで配置するとは!
うーんツーショットのお写真も裏山すぎます。
テカ、harleyさんの左腕はおにゃにゃのこの肩に回さなきゃ!
by JUN (2013-08-02 12:59)
水着エイド!!
すごい。目のやり場には困りそう・・・
by thick-beard (2013-08-03 03:57)