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第2回信州戸隠トレイルランレース≪レースレポートVOL.2≫ [ 信州戸隠トレイルランレース]

レースレポートVOL.1からの続きです。

午前7時スタート。全体の三分の一くらいのほどほど位置からスタートしました。

まずは、霧雨の降りしきるゲレンデを直登します。
ここんところのレースでは、以前ほど上りで人に遅れをとることも無くなっていたのだが、いきなりの登りで、スロースターターの悪いところが出てしまった。
前の人には離される。後ろからは抜かれる。ゲレンデの林道なので、道幅はあるので迷惑になってはいないと思うが、少し凹みます。
しばらくすれば、調子も上がってくるだろうと、しばらく我慢の登り。先は長いし、慌てない、慌てない。

DSC01587.JPG

一本調子の上りを淡々と登っていると、だんだん遅れなくなってきた。皆も疲れてきたのか?軽く汗をかいてエンジン掛かってきたかな?

わずか3.2kmで瑪瑙(めのう)山に36分で到着。ある意味あっさり来た感じ。

一つ目のピークをすぎると、今度は、ゲレンデの原っぱを真っ直ぐ駆け下りる感じ。凸凹、岩ありと走り難い下りです。それでも見渡しが良いせいか、ガンガン下ります。先ほど抜かれた人達が恐る恐る下っている脇を一気にごぼう抜き。後ろからも、同じペースで下る足音。負けないぞ~!

下りきると飯縄登山道と合流(5.8km地点、52分)。ここから、また、上りが始まります。
もう、ウォーミングアップは十分。ここの登りでは、もう遅れをとることもなくなりました。
ここさえクリアしてしまえば、もうキツイ上りはないので、踏ん張って頑張る。

樹林帯を抜けると辺りが開けてるが、モヤッて真っ白なので、景色は全く見えない。ホントは黄色や朱色に染まった紅葉の山々が広がっているはずなのだが・・・・残念[もうやだ~(悲しい顔)]

しばらく、開けた尾根道を走るが、風が冷たく一番寒かったかも。ここまでビニールポンチョ捨てなくて良かった。飯縄山への登山道との分岐の最高地点に到着(8.8km、1時間39分)。

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二つ目のピークをクリア。このコースの最大の難所は終わったので、ひと安心。でも、実は、38kmのうちの8.8kmしか来ていない事に気づいていない。

ここからの下りは、道幅も細く、岩場も多く、さっきの下りのようにガンガン行くわけにはいかない。足元もぬかるんでいるところもあり、十分気をつけて走らないと危険です。
慎重かつ勇気をもって、少しでも前へ出れるように、道を譲ってもらいながら下ります。やっぱり下りは楽しいです。脚が短い分、細かい脚さばきは得意なのかな?

この下りの途中で、前泊のお宿、樅の木山荘で相部屋だったKB2さん(仮称)に追いつく。フルの記録では、全く敵わないトライアスリートさんですが、トレイルの下りでは、長年のMTB経験で養った下りの感性から私に少し分がありました。後半の平地ではきっと抜かれてしまうでしょうが・・・。

少し前を抜かすのに手こずっていると、後ろから肩をたたかれた。スタート前に挨拶したエディさんです。スルスルッと前へ行くので、しばらくあとを着かせてもらいました。この時は、すごく快調の様に見受けられましたが・・・。

だんだん人もまばらになってきて、マイペースで走れるようになってきました。前に、私よりも年配らしきランナーさん(以下仮称「先輩さん」という)が、私とほぼ同じペースで下っていて、なかなか抜けない。ムムッ、すごいなぁ。ちょっとした隙に追い抜きましたが、走力は私より確実にありそうな感じ。

登山道を下りきると、舗装路に出て、飯綱高原スキー場を通って、飯綱高原の町を走ります。
ここで先ほどの先輩さんに「ファイト[exclamation]」と声を掛けられて追い抜かれてしまいました。

すでに2時間近くもトレイルを走ってきて、こういう町に戻ってくると、なんとなくひとレース終わった感覚に陥ってしまいます。まだ、第1エイドにも到着していないっていうのに・・・。しかも、あとまだ25kmも残っているっていうのに・・・。ここから走り出すつもりで、もう一度気持ちを切り替えて走ります。

この舗装路で、大きな熊鈴をつけたゼッケンナンバー1●1(仮称)さんを含む数名の選手と併走。この辺りからは、戸隠バードラインという自動車道と平行した緩やかなトレイルを戸隠神社方面に走ります。少しづつ、先ほどのグループもばらけてきました。

やっとのことで、第1エイド到着(16.4km、2時間36分)。エイドには、水、コーラ、ムサシ、バナナ。
私にはバナナさえあれば十分。コーラ2杯とバナナ二切れを頂きました。以後のエイドでもほぼ同じでした。
もうこれから高所に行くこともなく、雨もたいして降っていないので、ここで、ビニールポンチョを捨てさせてもらいました。防水に加えて、程よい風通しで100円とは思えないほどの超ハイコストパフォーマンスで大変助かりました。

ここから戸隠宝光社までは、高低差の少ない戸隠バートライン沿いの戸隠古道という遊歩道を約5kmほど走ります。いにしえの参道なのでしょう。気持ちのよいトレイルが続きます。こういうレイル大好きです[揺れるハート]。ここで、先輩さん、1●1さんと併走。しばらく先輩さんに引っ張ってもらって離れないようしっかり着いていきます。

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先輩さん、1●1さん達には、少しづつ離されてしまいましたが、先は長いので無理して追うことはしません。あくまでもマイペースで走り続けます。それでも、前後の人との差は相当あり、出会う人はだいたい同じ人になってきました。まだ、コースの半分くらいですが、ここから先、ゴールまでの間にランで抜かれることはありませんでした。

戸隠古道をを走り終えると戸隠宝光社到着(22km、3時間12分)。ここにもエイド(私設?)がありました。どれを食べていいか迷うほど手作りの料理などがてんこ盛りです。バナナだけではさすがにもったいない。煮物、野沢菜、りんごなどめずらしくいろいろ食べさせてもらいました。ほんとに有難うございました。

このエイドの休憩中に、KB2さんに追いつかれました。さすがに、平坦区間のスピードは敵いません。このエイドを先にスタートさせてもらいましたが、まだ先が長いので、きっと、追い抜かれることでしょう。頑張って追ってきてください[exclamation]

エイドを離れると、いきなり宝光社への274段の階段登り。普段なら、キツイ階段も山登りのあとなので、なんてことはなかったです。登りきると荘厳なたたずまいの神社があります。これからのランの無事を祈願してから再スタートします。

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いまのところ疲れはないし、脚もまだ十分残っている。まだ、15km以上あるのでマイペースで走っていれば、必ず少しづつでも前の人に追いつくはず。これからが、自分の持ち味の粘りの走りを発揮するところ。さぁ、後半戦も行くぞ~~~[exclamation×2] 

≪レースレポートVOL.3≫に続く。

最後まで読んでいただいて有難うございます。
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コメント 6

JUN

エイドがずいぶん充実している感じですね。
ワタスだったたしばらく居座ってしまいそ
続編まってまーす\(^o^)/
by JUN (2010-11-03 18:39) 

harley

>JUNさん
ゴールしたあと、食べに戻りたい気持ちです。
いつも思うが、ゴール後を充実して欲しい[__!]
by harley (2010-11-03 22:48) 

ammysan

コースは、とても変化に富んでいますね!
また、紅葉もすばらしい。
by ammysan (2010-11-03 23:14) 

harley

>ammysanさん
ロードでもそうですが、景色が良かったり、変化があると、走っていて楽しい[るんるん]ですね(^_^)
by harley (2010-11-04 08:05) 

kummy

綺麗な景色を
楽しむどころではない時ありますね~(^-^;)
私は初マラソンのホノルルでそうでした(笑)
by kummy (2010-11-04 11:06) 

harley

>kummyさん
天気さえ良ければ、最高の紅葉狩りランを楽しめたんですけどね。
次回に持ち越しです。
by harley (2010-11-04 13:36) 

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