ハイドレーションパックの正しい使い方 [グッズ・アイテム]
トレイルランのレースで大勢の方といっしょに走っていると、ちょっと気になることがあります。
たくさんの方がバックパックにハイドレーションパックを忍ばせて補給用の水分を携行されています。ロードレースのように補給所が充実していたり、トレーニングコースに自販機やコンビニがあればいらないのでしょうが、トレイルランでは、自分で水分を持って、いつでも飲めるよう準備したいものです。いや、絶対に必要となります。
ところが、まだ買ったばかりで使い慣れていない人も結構いらっしゃると思います。正しく使わないでいっしょに走るとすぐに分かってしまいますよ。
それは、走っていて背中でチャポンチャポンと音を出しながらバックを揺らして走っているからです。
ハイドレーションパックを正しく使いさえすれば、この音は消え、バックの揺れを抑えることが出来ますよ
飲み口の栓が閉まっていることを確認して、お好みの水やスポーツドリンクを入れてキャップ等を締めたあとに、パックを逆さにして、中に入っている空気を上に溜め、吸い口から溜まっている空気を全部吸い出しておきます。こうすることによって中の水分の揺れが軽減され、中味が減ってきてもしぼむだけで済みます。
①空気が入っている状態(分かりやすく空気パンパンにしてます)
②空気を吸い出した状態
これで大丈夫です。
ペットボトルだと、いっぱい入っているときには揺れないが、中味が減ってくれば空気ばかりとなって揺れてしまいます。走るときには、たて揺れが多いので、ボトルポーチでも縦や斜めよりもやっぱり横置きの方が揺れにくいでしょうね。ただ、出し入れのしやすさで斜めが一番種類が多いようですが・・・。
ちなみに私が使っているのは、ハイドラパック2L。といっても、2Lは入れたことがありません。ホースは自分で、ちょうど良い長さに切ってあります。
これの良いとことは
- 給水口が広く、裏返して洗える。
- ホースカバーがあるので、夏場などでホースに溜まっている水が熱くなりにくい。
- 飲み口付近にベルクロが付いていてバックのバンドなどにピタッと着けられる。(写真に写ってないので分からないかな?)
- 飲み口の栓を押し込むとポタポタ垂れてくることがない。
- ホース内も抗菌されているらしく、ずっと使っていても一切カビが出ない。
- 吊り下げられるフックが付いているので、バックパックにフック掛が付いていれば吊り下げられる。また、洗ったあとも吊り下げて干せる。
最近は、ハイドレパックを購入することが無いので、取扱説明書とかにはきちんと書かれてあるのか良く分かりません。たぶん、専門店の人なら親切にきちんと教えてくれるのでしょうが、ネットなどで購入するとなかなか分からないこともあると思います。
レースなどで、気がつけば走りながら知らない人にでも教えてあげることもありますが、先日の高水山でも、結構チャポンチャポンと聞こえてきました。人気のトレランですので、初心者の方も続々と増えていると思います。
少しずつでも正しい使い方を広めて、みんなでトレイルを快適に楽しみましょう。
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勉強になりました。チャポチャポと音はしてなかったのですが、やったことなかったっす。今度やってみます!
by やすし (2010-04-08 12:47)
少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。
これからは忘れずに是非やってみて下さい。
by harley (2010-04-08 14:19)
ありがとうございます。
ハイドレーションが付けられるバック(ドイター)昨日初めて買いました!
これでチャポチャポせず、富士山にチャレンジできます(^^ゞ
by Hayate (2010-07-13 15:46)
>Hayateさん
ご訪問頂いて有難うございます。
メーカーさんも簡単な取扱い方法を記載すればいいんデスけどね。
7月23日の富士登山競争に出走されるんです?
スッゴイですね~!頑張ってください!
本番前には一応ハイドレ使って飲んでみてくださいね。
夏場はハイドレに少量の氷を入れておくのもありですよ!
粉末の場合はその分少し濃い目に作っておいた方が良いです。
by harley (2010-07-13 18:42)
とても勉強になりました!
有難うございます。
by nori (2010-07-24 23:16)